1000万円貯めるポイントとは……ローマは1日にして成らず
2019年の総務省家計調査によると、1世帯(2人以上の世帯)あたりの平均貯蓄額は1755万円で、1000万円を超えています。しかし、世帯主の世代別にみると、60歳代2330万円もありますが、29歳以下はまだ354万円しかありません。親からの遺産や宝くじを当てたような人でなければ、現在貯蓄が沢山ある人も、若い頃は少なかったはずです。『ローマは一日にして成らず』と言う言葉があるように、1000万円もの額は1~2年で簡単に貯まるものではありません。達成するには長いことコツコツと努力しなければなりません。ただ、努力を続けていればいつかは1000万円貯まるはずです。
ローマは一日にして成らず
千里の道も一歩から
1000万円を貯めるには、自ら無理と諦めてしまったら、貯めることはできません。1000万円は非常に大きな額ですが、まずは貯める行動を始めることが大事です。『千里の道も一歩から』という言葉がありますよね。貯め始めるタイミングはいつが一番良いかと言えば、今です。1000万円を貯めるには時間がかかるので、少しでも早く始めるのが良いです。1000万円貯めたい、1000万円貯める、と思った時に最初にすることは、貯め始めることです。まずは最初の一歩を踏み出してみましょう。
毎月5000円の貯金を!塵も積もれば山となる
収入が少ないから貯蓄をする余裕がない、と言う人もいるかもしれません。しかし貯蓄を始めないことには1000万円は絶対貯まりません。毎月貯蓄に回すお金が残らないなら、飲みに行くのを1回減らせば5000円程度は捻出できるでしょうし、通信費や光熱費を節約すれば5000円~1万円くらい浮かせることは十分可能です。大学の授業で学生に貯蓄や節約の方法を聞いてみると、社会人より収入が少ない分、涙ぐましい努力をみんなしています。500円玉貯金や、アルバイト代を得たら貯蓄分はすぐに別口座へ移すなど、自分の性格に合った方法を見つけています。
学生より収入が多い社会人であれば、毎月5000円程度の貯金をできないはずがないです。副業(会社員の場合、会社が認めていれば)をしたり要らない物を売ったりして、貯蓄するお金を確保する方法もあります。それでも厳しいなら、最初は月々1000円の貯蓄でも良いです。『塵も積もれば山となる』という言葉があるように、小さな額でも積もれば大きな額になります。続けていればいつか1000万円に到達する日が来ます。
小銭も積もれば山となります
ただ、さすがに月々1000円を続けていくと、1000万円到達まで利息なしの単純計算で1万ヵ月(833年)かかってしまいます。しかし、貯まり始めたら徐々に嬉しく(楽しく)なってきて、ある時、やる気スイッチが入るはずです。そこからは貯まる速度がかなり速くなるでしょう。
一日を大切にせよ。その差が人生の差につながる
昔の人の経験や知識から生まれた言葉は、どれも説得力や重みがありますよね!常に頭に入れておいて、1000万円を貯めることに限らず、日常生活のいろいろな場面で役立てたいものです。最後にもう一つ、哲学者デカルトの言葉で『一日を大切にせよ。その差が人生の差につながる。』。人生の先輩方に聞くと、みんな時が過ぎるのは早いと言います。人生はあっという間に過ぎていくので、毎日、毎年、目標に向かって大切な時間を送れるよう、頑張っていきましょう!
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