犬にいちごを与えても大丈夫?

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犬にいちごを食べさせるときはヘタを取って


いちごは犬に与えることができる食材です。犬にいちごを食べさせる時の注意点やポイント、いちごに含まれる栄養素とその働き、食物アレルギーとの関連を具体的にお伝えします。

<INDEX>
  1. 犬にいちごを与える時はヘタを取り除いて。キシリトールは気にしないで大丈夫
  2. いちごに含まれる成分には、エイジングケアやストレスケアが期待できる
  3. いちごと犬の病気・薬の相性は今のところ気にしないで大丈夫
  4. 犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安
  5. いちごジャムやいちごチョコレートといった加工品は犬に与えないようにする



犬にいちごを与える時はヘタを取り除いて。キシリトールは気にしないで大丈夫


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食材に含まれるキシリトールは、現状気にしないで大丈夫


いちごは犬に食べさせることができる果物のひとつです。いちごのヘタの成分や毒性に関する情報は今のところ発表されていないようですが、食べやすいものではないので、ヘタを取ってから与えるようにしてください。

犬が大量に摂取すると低血糖を起こしたり、命に影響が出ることもある成分であるキシリトールがいちごにも含まれています。
キシリトール入りのガムは、キシリトールが含まれている量が多くなるので中毒症状が出やすくなりますが、野菜や果物といった食材そのものに含まれるキシリトールに関しては、ごく微量のため気にしないで大丈夫です。


いちごに含まれる成分には、エイジングケアやストレスケアが期待できる


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犬がいちごを食べるといいことは?


犬がいちごを食べた場合の健康への働きについて、明確な研究発表は存在していないようですが、いちごに含まれる栄養素が健康に期待できる働きを3つご紹介します。

1:エイジングケア、ストレス対策に


抗酸化作用や皮膚の健康維持、ストレス対策などに一役かってくれるビタミンCやアントシアニンといった成分がいちごに含まれています。
犬はビタミンCを体内で作れるので、積極的に摂る必要はありません。ですが、ビタミンCはストレスや運動でも失われるので、ときどき補ってあげてもいいでしょう。


2:水分補給のサポートとして

いちごの果肉の約90%が水分です。水だけではなかなか飲んでくれない犬の水分補給のサポートとして、おやつやドッグフードのトッピングの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。


3:体のクールダウンに

東洋医学では、いちごは体の熱を取り除き、冷やす作用があるといわれています。散歩や運動後のおやつとして与える方法もおすすめです。


いちごと犬の病気・薬の相性は今のところ気にしないで大丈夫

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いちごと犬の病気・薬、アレルギーとの関連は?


どのような食材でも、良い面と良くない面を持ち合わせています。いちごを避けた方がいい犬はいるのか、いちごと相性の悪い薬はあるのか、飼い主としては気になるところ。犬の食生活・健康管理の講座も開催している獣医師の丸田香緒里先生(Animal Life Partner代表)にお伺いしました。

「いちごは水分補給としてはもちろん、自然の甘さを楽しめるおやつとしても犬におすすめできる食材です。

インターネット上には”いちごにシュウ酸が含まれているため、膀胱炎の犬は避けた方がいい”といった記事を見かけることがありますが、国内外の成分データを調べてもそのような情報はありませんでした。

犬の病気や薬との食べ合わせや、アレルギーに関する情報も現時点ではありませんが、りんご、梨といった、いちごと同じバラ科の果物で体調を崩しやすい犬には避けておいた方が無難です。」


犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安

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上記の表を参考にして少量ずつ試すようにしてください。食物アレルギーはどのような食材でも反応する可能性があります。初めての食材を与える時は、体調に変化がないか様子を見るようにしてください。


いちごジャムやいちごチョコレートといった加工品は犬に与えないようにする

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人間用に加工されたものは、原材料をよく確認して判断しましょう


いちごを使った食品の中には犬の生命に関わるものがあります。身近にあるいちごを使った食品を犬に与えない方がいい理由を把握しておきましょう。


・いちごジャム

砂糖が多く含まれており、肥満になる可能性があります。特に手作りのいちごジャムレシピで使われることの多い、レモンに含まれることがあるソラレンという成分の影響で、嘔吐、下痢、皮膚炎や気分の落ち込みといった症状を起こす可能性があります。ソラレンは加熱によって減少するという説もありますが、念のためいちごジャムは犬に与えることを避けておいた方が安心です。


・いちごチョコレート

チョコレートに含まれるテオブロミンという成分の影響で、犬の命に関わる中毒を起こす危険があります。どのような形であってもチョコレートを使った食べ物は犬に与えないようにしてください。

全体がピンク色のいちごチョコレートの原材料であるココアバター(カカオバター)には、テオブロミンが含まれていない、または含まれていても少量という情報があります。ですが、製造方法によって差が出ることも考えられるので、中毒を起こさないという保証がありません。どのようなチョコレートであっても、犬には食べさせない方が安心です。


・いちご大福

犬が中毒症状を起こす食材は基本的に使われていませんが、犬は噛まずに丸呑みする性質なので大福の餅を喉に詰まらせて窒息する可能性もあります。砂糖も多く使われており、肥満に繋がることもあるので、犬には避けておきましょう。


・いちごヨーグルト

無糖プレーンヨーグルトに刻んだいちごを混ぜた、手作りいちごヨーグルトであれば犬に与えても大丈夫です。人間用に味が整えられた市販のいちごヨーグルトは、砂糖や香料が含まれていることから、健康な犬に与えることはおすすめできません。

甘味料としてキシリトールが使われているヨーグルトは、犬に与えないようにしてください。


・人間用に作られたケーキのいちご

フルーツタルトのようにナパージュ(ゼリーのような艶のあるコーティング)が塗られているいちごや、チョコレートやリキュール(アルコール類)などの材料が付着している可能性のあるいちごは、犬に与えないでください。

ショートケーキのいちごは、生クリームを洗い落とすか拭き取ってから犬に与えるようにしましょう。



犬にいちごを食べさせても大丈夫?まとめ

  • 犬にいちごを食べさせる時はヘタを取って与える
  • エイジングケアやストレスケアに期待できる栄養素が含まれる
  • キシリトールが含まれているが、適量を食べる程度であれば中毒は気にしないで大丈夫
  • いちごと同じバラ科のりんご、桃、梨で体調を崩す犬には避けた方が安心
  • いちごチョコレート、いちごジャムは犬に与えないようにする



【執筆協力】
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丸田香緒里 獣医師

丸田香緒里 獣医師(Animal Life Partner 代表)
日本大学卒。動物病院勤務後、飼い主様にもっと近い存在になりたいと思い「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士など様々な資格を取得し、病院での診療や往診の他、セミナー講師やカウンセリング、企業との製品開発など活動は多岐にわたる。
ホームページ:http://animallifepartner.com/


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。