
メルカリで買った商品……楽しみにしているのに、なかなか発送されない! ※画像:PIXTA
この記事では、メルカリで購入した商品がなかなか発送されない場合の対処法を解説します。
<目次>
メルカリで商品が発送されない!……まずは発送までの日数を確認
メルカリで欲しい商品が見つかって購入、支払い手続きが済めば、出品者が発送手続きをしますが、なかなか発送してもらえないこともあります。ちょっと遅いなと思ったら、出品画面で発送までの日数を確認してみましょう。メルカリの場合、「1~2日で発送」「2~3日で発送」「4~7日で発送」の3つから選択でき、もし4~7日で設定されていたら最長で7日間発送までの猶予があることになります。出品者のコメントを再度チェック
購入者は一刻も早く商品を手に取りたいと思っているので、出品者のコメントを勘違いをしていたり、忘れてしまうこともあります。筆者自身がそういう経験をしていて、以前バッグを購入したとき出品者から「1週間以内に発送します」とコメントがあり、解釈の仕方を間違えていたことがあります。「1週間以内」という言葉がポイントだと思うのですが、購入者としては3日くらいかなと思っている反面、出品者からすれば7日後に発送すればいいという感じだったようです。そのため、筆者は「発送が遅いな」と感じてしまい、コメントを確認して納得したというわけです。もし発送が遅いと思ったら、もう一度コメントや商品説明を確認すると、注意点などが書いてあるかもしれません。
出品者のプロフィールもチェックしよう
出品者は自分の取引スタイルをプロフィールに書いていることが多々あります。発送までの日数や、「週末のみ」など発送のタイミングが書かれていることも。プロフィールもしっかり確認しておきたいですね。発送が遅いのはなぜ? 考えられる理由4つ
次は、発送が遅くなる理由を考えてみましょう。■急な用事が入った
例えば、お葬式や入院など予期せぬことが起きたときや、数日間の出張が急に入って家を空けてしまうときは、発送手続きができなくなります。以前筆者は、なかなか発送されないと思ったら、出品者がインフルエンザで寝込んでいたことがありました。
何の連絡のなしに発送されないままだと購入者は不安になります。自分が出品者の立場になったときには、コメントを通して発送が遅れる事情を説明するようにしましょう。
■忘れている
メルカリのヘビーユーザーは、取引商品が多くなって、見落としが生じることがあります。購入者からメッセージを送れば気付いて発送してくれるはずです。
■商品にトラブルが発生した
購入された後に壊れてしまったり、大きなダメージができてしまった場合、その商品を発送するわけにはいきません。理由を説明して購入者の了承を得れば、きちんと取引のキャンセルができるのですが、説明を怠りフェードアウトしてしまうユーザーもいます。最終的には購入者がキャンセル手続きをするので金銭的な問題は起きませんが、やはり正直に説明するのがマナーではないでしょうか。
■個人情報を得るための出品だった(わざと発送しない)
ほとんどの取引はルールにそった正式なものという前提ですが、相手の個人情報を得るために出品をするという話を聞いたことがあります。匿名配送が使える、らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ以外は購入者の住所や名前がわかるので、その情報を入手するのが目的なのです。
もともと商品は用意されていない可能性も高く、そうなれば発送されることもありません。もしその後、個人情報が漏れているような感じがしたら、メルカリ事務局に通報するといいと思います。
発送はしたけれど、発送通知を忘れている場合もある
出品者は商品を発送するとき、基本的に「発送通知」をしますが、時により忘れてしまうこともあります。そうすると購入者には発送の連絡が届かないため不安になってしまいます。発送はされているため数日後にちゃんと商品は届きますが、出品者が発送通知をしていないと購入者は受取評価ができません。その場合は、購入者側から発送通知をするよう出品者に連絡をして、取引完了まで進みましょう。
発送されないとき、購入後にキャンセルする方法
発送までの日数を過ぎても発送されない場合は取引をキャンセルすることができます。発送までの日数を過ぎた翌日の0時に、取引画面の下の方にキャンセル申請フォームが表示されます。発送しない出品者への評価はどうなる?
出品者が発送しないことが原因のキャンセルなので、出品者に「悪い」の評価がつくのでは? と思うかもしれませんが、この場合評価はつきません。メルカリの評価は取引をしたことが前提なので、そもそも取引が成立していなければ評価はしないのです。発送しない出品者にペナルティはある?
「悪い」の評価はつきませんが、出品者は自分が発送をせずに取引がキャンセルになると、警告が送られてきます。それを何度も繰り返すと一定期間の利用制限というペナルティが課されるのです。悪質な場合は無期限の利用制限となり、メルカリを利用できなくなります。何回キャンセルをするとペナルティを受けるかは明確に記載されていないので、出品者は油断することなく真摯に取引をしたほうがいいでしょう。
購入者への返金のタイミングは?
キャンセル依頼をメルカリ側が確認次第すぐに返金されます。売上金で支払えば売上金に戻り、ポイント支払いならポイントで戻ります。もともと購入代金はメルカリが一旦預かるという形になっているので、返金手続きは難しくありません。どうしても欲しい商品…それでもキャンセルすべき?
ずっと探していて、ようやく見つけた物なのにキャンセルなんて……と思っても、出品者が発送をしてくれないとどうしようもありません。キャンセルの手続きをしないと、物は届いていないのにお金を払うことになるので、ここはしっかりとキャンセルをしましょう。その上で、他に出品されていないか探してみるのも手でしょう。検索キーワードを変えるのも有効かもしれません。たとえば「パナソニック」で検索していたのを「Panasonic」に変えるだけで、違う商品が表示されることがあります。またキーワード検索ではなくカテゴリ検索やブランドから検索をしても、探している商品が表示されるかもしれません。
場合によってはラクマやYahoo!フリマなどの他のフリマアプリや、Yahoo!オークションで探すのもおすすめです。余程のレアモノでない限り、メルカリと他のサービスを合わせれば、探している商品が見つかる可能性は高いのではないでしょうか。