あいにくの雨、屋外での演出を予定している時は?
フラワーシャワーは屋外で行う人気演出の一つ
結婚式の数日前の天気予報で、当日に雨が降る可能性があるとわかったら、屋外での演出を予定している場合は、会場に連絡をして雨の日の対応を確認しましょう。
会場によって対応は異なりますが、フラワーシャワーやデザートビュッフェなどは、基本的には屋内のスペースで行うことになるでしょう。
なお、バルーンリリースや花火などの演出は、雨が降った場合は中止となることが多いようです。そんな事態に備えて、屋外演出を計画する場合は、準備段階から雨が降った時のための予備プランを考えておくのがベター。
たとえば、室内でもできるブーケトスやパラシュートベア(発射装置の中に小さなぬいぐるみを入れ、ゲストに向かって飛ばすもの)などを用意しておくのもひとつの方法です。
一般的には、会場側で何らかのプランを持っているはずなので、準備の早い段階で確認をし、自分たちの方で希望があればそれを伝え、お互いにすり合わせて雨の日の予備プランを練っておくことをお勧めします。
ゲストへの配慮は?
受付にタオルを用意しておくと喜ばれるはず
雨の中、足を運んでくれるゲストのために、雨のしずくをぬぐうタオルなどはしっかり用意したいもの。会場側で用意してくれることもあるので、事前に確認をしておきましょう。また、ゲストに対しては「足元の悪い中、足をお運びいただきまして、ありがとうございます」と、感謝の気持ちを伝えることをお忘れなく。
もし大雨の予報が出ているのであれば、会場側に確認をした上で、前もってゲストに着替え室の案内をするのも親切でしょう。
もし台風の予報が出ていたらどうする?
結婚式の日と台風が重なってしまった場合は、どうなるのでしょうか? 基本的には結婚式は延期されません。というのも、結婚式を一度中止にしてから、再度日程を決めてやり直すのは、費用やゲストの都合なども考えるとあまり現実的ではないからです。事前に結婚式当日が台風との予報が出た場合は、ゲストには「結婚式は基本的に行います」との連絡をしておくと、ゲストも準備がしやすいでしょう。親やきょうだいなどが遠方にいる場合は、前日に会場周辺に宿泊してもらうなどの手配をするのもひとつの方法です。
雨の日の結婚式は縁起がいい? 心の持ちようは?
ゲストへはいつもとびきりの笑顔で接して
「恵みの雨」という言葉もあるように、雨は大地を潤し、豊かな実りをもたらしてくれます。そう考えれば、「結婚式の雨も乙なもの」と思えてくるのではありませんか? また、雨が降ったことによって、ゲストに強い印象を与え、忘れられない結婚式になる可能性もあります。
「雨の結婚式は縁起がいい」とする説もあるようですから、気になる人はネット検索をしてみると心が晴れるかもしれませんね。