名前の漢字は、意味よりも見た目の印象が大事

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名前の漢字は見た目の印象が大事。意味ばかりにこだわると、本当の好みから離れてしまう

Q: 子供の名づけで、好きな響きからいくつか候補をあげましたが、漢字を選ぶ所でつまずいてしまいます。できれば良い意味になるように、将来ちゃんと説明できるように選んでいるのですが、これはあれこれ詰めこんで考えすぎでしょうか? 「響きから」と決めたら、漢字の意味は考えず、子供にはこの響きにしたかったからと教えればよいのでしょうか?混乱しています。

A: この場合は「響き」からスタートする名づけですから、あとはお好きな漢字を選べば良いだけです。漢字の意味を吟味することももちろん大切ですし、辞典におかしな意味が書いてあれば、本人が辞典を見た時にいやな気分になる恐れはあります。

ただもっとも大事なのは、漢字を見た時の、目から受ける印象です。あまり意味にばかりこだわると、名づけが理屈に流れて本当の好みから離れてしまいます。それに漢字の意味は、簡単には調べることはできません。

また本人に名づけの理由を説明できなければならないということもありません。本気で気に入った漢字を使った場合、その理由を説明できないこともありますし、それこそが良い名づけなのです。

漢字の意味は辞典ではわからない

漢字の意味というと、すぐ辞典を引くことを考えやすいですが、辞典を引いたせいで混乱する、ということも多いのです。辞典というのはいろいろな時代や地域で使われてきた意味を羅列していますが、字そのものの説明はあまり書かれていないからです。

ですから同じ「よい」という意味が書いてあっても、良と善とどう違うのか、同じ「みつる」という意味でも、充と満はどう違うのか、同じ「しげる」という意味でも、繁と茂はどう違うのか、「とぶ」という意味でも、飛と翔はどう違うのか、それを辞典で調べるのは難しいのです。そうした違いは文字の成り立ちがわからないと解けませんが、これをご自分で調べることはなかなかできませんし、そこまで調べる必要もないと思います。意味にこだわるほど理屈が入り込んでしまいます。字そのものの正直な好みというのは、見た目の印象なのです。

名前の候補を紙に書いて貼って眺めるのもあり

いくつか漢字の候補、また漢字の組み合わせの候補が出ましたら、それを全部紙に書いて貼って眺めるのも良い方法です。意味を比較しても、どれもそれなりに良い意味をもっていて優劣はつけられず、なかなか決められなくなります。目で眺めていれば、ご自分の本当に好きな、印象の良い字がどれなのかが見えてきます。考えるのではなく、感じることが大事なのです。
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