メルカリの使い方/メルカリの出品方法・売り方の流れ

メルカリの再出品 いいね!はどうなる?やり方とコツ

メルカリに出品した商品がなかなか売れないとき、値下げを考えると思いますが、一度削除して「再出品」する方法もあります。自動再出品機能がないので、自分で作業をすることになりますが、期間やタイミングなどは悩みどころかもしれません。それに再出品すると「いいね!」やコメントはどうなるの?商品情報を編集した方が良い?という疑問もあるでしょう。そこで今回の記事では、再出品に関することをまとめてみようと思います。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

メルカリで売れない理由

メルカリに出品してもなかなか売れない商品、原因は?

メルカリに出品してもなかなか売れない商品、原因は?

メルカリに出品をすると、すぐに「いいね!」がついたり、購入されたりすることも多々ありますが、一方でなかなか動きが出ないこともあります。「いいね!」もつかないし、コメントも購入もされないという状況です。この場合、考えられる理由としては大きく2つあって、ひとつは値段です。相場よりも高かったり、商品状態に見合わない価格設定になっていると、買う人は現れません。

もうひとつは、そもそも見られていないということです。同じような商品がたくさん出品されていて、あっという間に埋もれてしまうのが原因です。メルカリでは、新着順に画面上に表示されるので、古い商品はどんどん下の方に行ってしまいます。そうすると、メルカリのアプリを使って見ている人は何度もスクロールをしなければならず、けっこう面倒だなと感じることもあるのです。商品の存在に気づいてもらえないと購入につながることはないので、ユーザーからの反応もなくずっと出品し続けるということになってしまうわけです。

売れないときには値下げ?それとも再出品?

ユーザーの反応がない場合には、値下げをすることがけっこうあります。これは値段が高いから売れないと判断される場合です。送料を考えて値下げができるならば、それはそれでいいのですが、いくら値段が安くても、やはり他の商品に埋もれてしまっては意味がありません。そこで考えたいのが再出品です。

メルカリでよく勘違いされるのが、商品の出品を一時的に停止する方法と、いったん削除をしてもう一度出品する方法です。どちらも商品の編集から行うことができますが、削除をすると出品していたデータが消えるので、最初から出品作業をすることになります。

商品の出品画面

商品の出品画面


商品の編集をタッチすると、出品の一旦停止や削除ができます。

商品説明の編集だけではなく、出品の一旦停止や削除ができる

商品説明の編集だけではなく、出品の一旦停止や削除ができる


出品の一旦停止と削除のこの2つの大きな違いは、再度出品をしたときの商品の表示のされ方です。一時的に出品を停止していた商品を再度出品しても、新着商品とはならずに画面の上の方に表示されません。一方、削除をして再出品をすれば、新着商品になるので画面の上の方に表示されるのです。

再出品のタイミングは?

再出品をするかどうかを決めるタイミングは、商品によって異なります。実際に、自分がキーワード検索をしてみて、自分の商品がなかな表示されず、完全に埋もれているとなれば、2日~3日程度で再出品をした方がいいでしょう。人気ブランドの商品や話題になっている商品は、これに当たります。

一方、同じような商品が出品されていなくて、自分で検索したときに、すぐに表示されるようならば、再出品はまだしなくてもいいと思います。知る人ぞ知るというブランドだったり、大きな需要がない商品の場合には、出品される数も少ないので埋もれにくくなります。

自動再出品はできないの?

ヤフオク!を使っている人なら自動再出品があるのでは?と思うかもしれませんが、残念ながらメルカリにはこの機能はありません。ヤフオク!の場合、オークションが終了するタイミングがあるので自動的に再出品をしてもらえるのですが、メルカリには終了時刻の設定がないからです。そのため、メルカリで再出品をするとなると、自分でタイミングを決めて自分で作業をすることになります。

削除をして再出品する方法

出品している商品を削除して再出品する手順を見てきましょう。商品画面を開き、「商品の編集」をタッチしたいところですが、全く同じように出品するのであれば、商品説明の文章をコピーしておきましょう。前述したように削除をするとデータがなくなってしまうので、再出品するときにもう一度説明を入力しなければならないからです。

コピーができたら、商品の編集から「この商品を削除する」を選びます。
「この商品を削除する」をタッチする

「この商品を削除する」をタッチする


削除すると復活ができないという内容が表示されるので、「はい」を選びます。
削除すると二度と復活はできない

削除すると二度と復活はできない


「該当する商品は削除されています」となり、削除が完了しました。

削除が完了した

削除が完了した


この後、再出品作業になりますが、先ほどコピーをした文章を使うこともできますし、新しく入力することも可能です。写真もスマホのアルバムにあれば使うことができます。出品の仕方は「出品から評価まで!メルカリの使い方を徹底解説」で紹介していますので、ご覧ください。


再出品で「いいね!」は消える

再出品をするとそれまでのデータは削除されるので、当然ながら「いいね!」やコメントも消えてしまいます。せっかく「いいね!」をしてくれたのに……コメントをくれたのに……と思うかもしれませんが、本当に欲しい商品ならば、また探し出して「いいね!」をしてくれるはずです。そのためにも、キーワードはあまり変えず、むしろ再出品のタイミングでキーワードを見直すというのもアリだと思います。たとえば、商品名にカタカナでキーワードを入れているだけだったのを、商品説明にアルファベット表記を加えたり、ハロウィンやクリスマスなどのイベントを追加してみるのもいいでしょう。ただ、キーワードの羅列はメルカリの禁止行為なので、してはいけません。

価格を見直すチャンス

2日~3日という短期間で再出品をする商品は別ですが、出品数が少なくある程度長期間出品しっぱなしにしている物については、再出品は価格を見直すきっかけになります。その背景にあるのが季節の変化です。ここで私自身の経験を書いてみようと思います。「今年の冬こそダウンを買おう!」と思って、8月の時点でダウンジャケットを探し始めました。出品数も少なくお目当ての物はなかったのですが、注目すべきは価格です。8月の終わり~9月にかけては定価の半額くらいで推移していた価格が、9月中旬から終わりにかけて値段が上がり始めたのです。出品数も増えてきて売り切れが目立つようになりました。

自分が出品者の立場で価格の見直しをしなければ、相場よりも安い価格で売ることになってしまいます。もちろん、販売価格が急激に上がるのは稀なので、再出品をするタイミングで他の商品をチェックしておけば、相場の動きにも対応できるというわけです。ただし、メルカリのシステム上、価格を見直す再出品前に購入される可能性もあります。

コメントが多くなったときにも再出品をしよう

商品画面のコメントが多くなったり、内容によって削除した場合には、いったん再出品をした方がいいかもしれません。コメントが多いと他のユーザーが見にくくなるのも理由のひとつですが、「こんなにコメントがあるのか」と思ってしまうからです。メルカリでは、先にコメントをした方に交渉権があり、他のユーザーは横取りをしないという暗黙の了解があります。(これは公式なルールではないので、守らなくても問題ありません)そのため、コメントがあるとその時点で自分は購入できないと考え、商品を見ないこともあるのです。

これは出品者にとっては、売るチャンスを逃すことにつながってしまいます。必要な情報を商品説明に加えつつ、再出品をしてコメントをリセットするようにしましょう。

【関連記事】
メルカリに出品した商品が売れないときの原因と対処法

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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