パイナップルは犬に食べさせても大丈夫!

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犬にパイナップルを与えても大丈夫!皮と芯は取り除きましょう!

パイナップルは犬に食べさせても大丈夫な果物のひとつです。皮と芯は硬いので必ず取り除いてください。繊維が多い果物なので、愛犬の口の大きさに合わせて小さく切って与えるようにしましょう。

犬によっては酸味の強い食材を避ける場合があります。愛犬の好きな食材と混ぜることで食べてくれることもありますが、嫌がるようでしたら無理に与えないようにしてください。


パイナップルはどんなふうに体にいいの?健康のために期待できること3つ

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小さく刻んでから与えましょう

1:皮膚の健康維持とエイジングケア
パイナップルに含まれているビタミンCには、皮膚や粘膜の状態を健やかにする働きや、抗酸化作用が期待できます。ビタミンCは犬の体内で作り出すことができる栄養素ですが、ストレスでも消費されていきますので、食事で補ってあげるのもいいでしょう。


2:消化を助ける
パイナップルに含まれているブロメライン(ブロメイン)という消化酵素は、お肉などのタンパク質を分解して柔らかくし、消化吸収しやすくしてくれます。消化酵素は熱に弱い性質のため、消化を助ける目的で使う場合は生のパイナップルを使うようにしましょう。

ブロメライン(ブロメイン)のはたらきで、舌や口の中を刺激されることもあるので、初めて愛犬に与える時は少量ずつ与えることがおすすめです。


3:疲れを回復する
パイナップルに含まれるクエン酸は疲れを回復することが期待できます。愛犬と1日中出かけた日、ドッグランに行ったり長時間のドッグトレーニングの後のおやつに取り入れることもおすすめです。


パイナップルが犬の食糞予防になるって本当?

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パイナップルが犬の食糞予防になる理由は?

日本語、英語ともに正式な研究結果は現在発見できませんでしたが、”犬のごはんに生のパイナップルを追加することで、食糞の予防になる”という情報があります。そもそも食糞とは、犬が自分や同居犬の排泄物を食べてしまうこと。

食糞してしまう原因は、
  • 消化不良でごはんの成分、香りが便に残っている
  • 消化不良に伴う栄養素の不足
  • ストレス
  • 自分のスペースを清潔にしたい
  • 遊び(良くないことと思っていない)
など、様々な原因が考えられます。食糞を根本的にやめさせるには、原因を考え、じっくりと向き合っていく必要があります。

食糞の原因が消化不良であれば、生のパイナップルに含まれる消化酵素ブロメライン(ブロメイン)のはたらきで、ごはんが消化吸収されやすくなり、食糞しなくなるのではないかと推測されています。

また、”パイナップルを食べることで便のpHが変わって苦くなり、犬が好まない味になる”という情報もありますが、その具体的な根拠は発表されていないようです。パイナップルを食べることが全ての犬の食糞予防になるとは言い切れませんが、一度試してみてもいいかもしれません。


パイナップルを食べない方がいい犬は?薬や病気との食べあわせは?

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パイナップルを避けた方がいい犬は?

どのような食材でも、良い面と良くない面を持ち合わせています。パイナップルを避けた方がいい犬はいるのか、パイナップルと相性の悪い薬はあるのか、飼い主としては気になるところ。犬の食生活・健康管理の講座も開催している獣医師の丸田香緒里先生(Animal Life Partner 代表)にお伺いしました。

「パイナップルと病気のことに関して考える時重要になってくるのは、ブロメライン(ブロメイン)という消化酵素です。
タンパク質分解、消炎作用、鎮痛作用があり、この酵素を主成分とした薬が存在しているほど、その有効性が証明されています。

その為、消化が弱い犬、気管支炎や鼻水、痰が絡むような症状がある犬は、おやつとしてパイナップルを取り入れると効果があるかもしれません。ただし、血栓予防剤のワルファリンを飲んでいる犬は、ワルファリンの効果が強くなり出血しやすくなる可能性があるので、食べるのはやめておきましょう。

また、ヒトに対する研究結果ではありますが、”小麦アレルギーを持っている場合、ブロメライン(ブロメイン)に対してもアレルギーを起こしてしまう”という論文も発表されています。これは小麦とブロメラインの分子構造が似ているため起こる反応なので、おそらく犬でも起こると考えられます。小麦アレルギーがある犬は念のため避けておいた方がいいかもしれません。」


犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安

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上記の表を参考にして、与えすぎないように注意してください。食物アレルギーはどのような食材でも反応する可能性があります。初めての食材を与える時は必ず少量ずつ与え、体調に変化がないか様子を見てくださいね。


パイナップルのカットフルーツ、パイナップルの缶詰、ドライパイナップル、パイナップルジュースは犬に与えて大丈夫?

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人間用に加工されたものは、避けるようにしましょう

  • パイナップルのカットフルーツ
パイナップルを切っただけで、加工されていないものであれば、犬に与えても大丈夫です。スイカやメロンなどとセットになっているカットパイナップルも、健康な犬であれば問題ありません。

  • パイナップルの缶詰
犬に与えることは避けましょう。シロップ漬けになっているので、肥満に繋がりやすくなります。パイナップルの缶詰は加工する工程で熱を通しているので、消化酵素の働きは期待できなくなります。

  • ドライパイナップル
砂糖でコーティングされているドライパイナップルは、犬の肥満に繋がる可能性が高くなります。乾燥させただけのドライパイナップルは、胃の中で水分を含むと膨らむため、大量に与えすぎると吐き気を起こす可能性があります。どちらも、積極的に犬に与えることは好ましくありません。

  • パイナップルジュース
原材料がパイナップルだけで作られている商品であれば大丈夫です。”果汁100%”と書いてあっても糖類や香料が添加されていることがあります。よく確認してから与えてください。



犬パイナップルを食べさせてもいい?まとめ

  • パイナップルは犬に与えても大丈夫
  • 皮、芯は取り除いてから与える
  • エイジングケア、疲労回復、消化促進が期待できる
  • 血栓予防剤のワルファリンを飲んでいる犬には与えないようにする
  • 小麦アレルギーがある場合は、注意する


【執筆協力】
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丸田香緒里 獣医師

丸田香緒里 獣医師(Animal Life Partner 代表)
2006年日本大学を卒業後、横浜市内の動物病院に6年間勤務。
飼い主様にもっと近い存在になりたいと思い「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーに、2012年Animal Life Partner設立。
病院での診療や往診のほか、セミナー講師やカウンセリング、企業との製品開発など、活動は多岐に渡る。
ホームページ:http://animallifepartner.com/

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。