水面にプカプカと浮きながら、のんびりと海の世界を楽しむことができるシュノーケリング。年齢制限も特にないので、家族で楽しむアクティビティとしてもおすすめです。
シュノーケリングにはどんな道具が必要?
シュノーケリングに必要な道具
⇒これで完璧!水中マスクの選び方
そのほかに必要となるのが、シュノーケリングベスト(フローティングベスト)などと呼ばれる浮力体。水面に体をしっかりと浮かせることができるので、シュノーケリングの安全性を大いに高めてくれます。また、日焼け対策や防寒対策として、ラッシュガードやウエットスーツを着用したり、ビーチの障害物やフィン擦れから足を保護するためにマリンブーツを着用するのもおすすめです。
シュノーケリングはどこで楽しめる?
基本的には海があればどこでも楽しめるシュノーケリングですが、地域によってはシュノーケリングができる場所を制限していたり、禁止している場所もあるので注意が必要です。また、潮の流れの速い場所や、天候の影響を受けやすい場所もあり、むやみに海に入ると漂流などの大きなトラブルにつながることも。事前にしっかりとその場所の情報を調べてからシュノーケリングを楽しむようにしましょう。おすすめは、ダイビングショップなどが開催しているシュノーケリングツアーへの参加。シュノーケリングに適したコンディションの海で、スタッフがガイドしてくれるので安心です。シュノーケリングに必要なテクニックも教えてもらえるので、初めてシュノーケリングに挑戦する人は、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。シュノーケリングを上手に楽しむコツ
●正しい姿勢と泳ぎ方をチェック正しい姿勢と泳ぎ方でシュノーケリングをすることで、より安全&快適に楽しむことができます。
・視線は下ではなく、なるべく前のほうを見るようにする
・胸を張って、腰をしっかりと伸ばす
・ひざは曲げすぎないように注意
・キックの際は足首をきちんと伸ばす
の4つのポイントを押さえましょう。
視線が下を向いてしまうと、シュノーケルの中に水が入りやすくなってしまったり、頭に物がぶつかる危険性があります。また、腰やひざが曲がった状態でのキックは効率が悪く、なかなか前に進むことができません。最初のうちはこれらに気をつけながら泳ぐように心がけましょう。
●海のコンディションをチェック
シュノーケリングは、コンディションの安定した海で楽しむことが原則。波が高かったり、濁って視界が悪いような海でのシュノーケリングは避けましょう。また、潮の流れにも要注意。特に「リップカレント」と呼ばれる岸から沖に向かっての流れに巻き込まれると漂流の恐れもあるので、事前にコンディションをきちんと確認しておくことが大切です。
●危険性のある生物をチェック
海の中には危険性のある生物もいろいろといます。写真はウニの仲間の「ガンガゼ」。水中で手や足をつく場所には気をつけましょう。
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●少しでも体調の悪いときは海に入らない
せっかく来たからには、多少体調が悪くても海に入りたいと考えてしまいがち。でも、体調が悪いときに海に入っても、気持ちが悪くて楽しめないうえ、意識喪失などの重大なトラブルにつながる恐れがあります。もちろん、寝不足や二日酔いでのシュノーケリングは厳禁。自分からトラブルを起こしに行くようなものです。シュノーケリングには万全の体調で臨みましょう。