ケース3:上っ面の魅力しか見られない
イイ男に選ばれる自分に!
「いい人がいない」なんて言っている人の中には、自分も“上っ面の魅力”しか分かっていなくて、社会的地位の高い、所謂エリートばかりを探している人は少なくありません。
でも、そういう社会的地位が高くて、中身のある人であればあるほど、そんな自分の上っ面の部分しか見てくれない相手に惹かれるわけはないですし、「男によって自分のカブを上げよう」なんて思っている女性には興味を抱きません。
つまり、仮にそんなイイ男に出会えたとしても、ハートを射止めるのは難しいのです。魅力を持っている人ほど、自分の何をいいと思って寄って来てくれているのかに敏感だったりするからです。
結局、そういう“分かりやすい魅力”に惹かれて寄って行く人は、まずは自分自身がまだその“上っ面の魅力”を持っていないことに対して、コンプレックスを抱いていることも少なくないもの。だから、「相手によって補充しよう」みたいな人もいます。
そういう人が「彼を好き」というのも、“自分にとって都合がいいから好き”というレベルなので、そんな思いは相手にも伝わってしまうものなんですよね。
でも、社会的地位もあって、精神的にも成熟しているイイ男であれば、もうその段階にはいません。つまりさらにもう一段上の魅力を持つ女性に惹かれるようになるのです。
ではそのもう一段上の魅力とは何なのか?
それは、「彼女といたら、安らぎがある」「彼女といたら、愛されている喜びがある」という、もっと内面的なものです。
パートナーにスペックばかりを求めている人ほど、そういった内面的な魅力には目が行かないこともあり、結果、精神的に大人の男性には相手にされない、なんてことも少なくありません。
たとえ自分は高スペックでなくても、そんなことにコンプレックスを持たないくらい、“本当の魅力がある人”になった方が、より素敵な人と結びつきやすくなります。そのためには、「本当の魅力とは何なのか?」を理解し、さらに、人のことを本当に愛せる人にならないといけません。つまり、“愛される女”になることばかりを目指すのではなく、相手をきちんと“愛する女”を目指すのです。
相手に対する思いやり、相手が安心して信じられる誠実さ、彼が幸せを感じられるような深い愛情、コンプレックスに負けない強い心など、中身のある男性の心を鷲づかみする、本当の魅力を身に付けましょう。それによって、自分の言葉も行動も随分変わってくるものです。
結局は、イイ男と結びつくためには、まずは自分を磨くしかないのです。それについては、ケース4で詳しくお話しします。次のページをご覧下さい。