「隙がない」と言われていない?
「隙」とは一体何なのか?
そもそも、この“隙”とはどういうものなのでしょうか?
まずは、逆の立場から考えてみたいと思います。女性に「隙がない」という男性は、どういう心境から、そんなことを言うのでしょうか?
おそらくそれは、「自分の思い通りになりそうにない」「自分を受け止めてくれそうにない」ということなのだと思うのです。
例えば、一緒にいても、相手のペースで物事が進んでしまい、自分のペースにもっていけなかったり、それに伴い、相手が自分のことを受け止めてくれない感じがしたりすると、「この人、隙がないな」と思うものです。
恋愛に自信のない男性であればあるほど、自分の思い通りになりそうにない人、自分を受け止めてくれそうにない人に対して太刀打ちできるか?というと、諦めてしまう人が多いでしょう。だから、隙のない女性は、恋のチャンスを逃しやすいのです。
ただ、隙がない女性の多くは、「自分のペースで物事進めたい」「相手を受け止めたくない」なんて思っているわけではないでしょう。では、どうしてそんな雰囲気を醸し出してしまうのでしょうか?
それは、「相手に心を許していない」ことが原因です。
実は、隙がない人は、基本「怖がり屋さん」が多いものなのです。だからこそ、心のどこかで怖がっていて、自分を守ってしまうような行動が、結果的に自分のペースになりすぎたり、心に余裕がなくて、相手を受け止められなかったりするのです。
だから、そんな隙がない人でも、「誰に対しても隙がないのか?」というとそんなことはなく、自分の親や気を許している友達などの前では、実は隙だらけの姿を見せることもあるでしょう。
つまり、もし「隙を作りたい」なら、やはり相手を怖がらずに心を開いたり、委ねたりすることが大切なのです。
では、隙を作るためには、具体的にはどうしたらいいのでしょうか?次のページで紹介します。