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結婚はコスパ悪い? コスパ厨彼氏に贈る費用対効果

「とにかく安い」ことが基準のコスパ厨。彼らにとって結婚は「金ばかりかかる」「自由に使える金が減る」マイナス要素しか浮かびません。そんな彼と結婚したい女性のために、彼のタイプ別「結婚の費用対効果」を上手くアピールする方法を教えます。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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「安さこそが正義」なコスパ厨…費用対効果をアピールする10の方法

コスパ厨に結婚をアピール!

彼の節約理由を、あなたは知ってますか? もしかしたらコスパ厨なのではなく「貯蓄」が趣味なのかもしれませんよ。

「コスパ厨」とは、あらゆる消費に対しコストパフォーマンス(コスパ)、つまり「費用対効果が高いかどうか」を最重視する人のことです。

費用対効果と言いながら、値段に見合った価値よりも「とにかく安い」ことを優先しがちな彼らは、時に「安物買いの銭失い」になることもあります。単なるケチといえばそれまでですが、無駄遣いをしないという意味では、浪費家で借金大王になりそうな男性よりも、よっぽど将来有望とも言えます。恋人のあなたが彼の経済観念を受け入れられるのであれば、結婚を考えるのも悪くはないでしょう。

しかしそんな「コスパ厨」の中には、恋愛や結婚も「コスパが悪い」と否定的に捉える人が少なくありません。

特に結婚に関しては「式も披露宴も無駄」「新生活にかかる費用も無駄」「妻や子どもを養いたくない」と出ていくお金だけに着目し「だったら一生独身でいい」とまで開き直っている人もいます。つまり「コスパが悪いから結婚したくない」という独身男性の言い分です。

恋人が「結婚コスパ厨」だった場合、愛情とは無関係に結婚を先延ばしにされたり、「結婚する気はない」と主張されている可能性もあります。

そんな彼に、あなたとの結婚を前向きに考えてもらうには、どう説得すればいいのでしょうか。
 
<目次>
 

1.価値観を否定するより、結婚の「コスパの良さ」を教えよう

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分譲と賃貸のどちらが得か損かにはさまざまな論点がありますが、もしマイホームがほしいなら、「不動産投資」と称して、「いつか売れる価値の下がりにくい家を買おう」という提案をしてみては。

結婚にマイナスのイメージしか持たない「結婚コスパ厨」の彼を説得するのは、簡単ではありません。「コスパ厨」に限らず、他人の価値観を変えるのは至難の業です。

そこで得策なのは「コスパが悪い」という彼の“思い込み”を変えてしまうこと。コスパを重視したい彼の価値観は尊重し、「実は結婚したほうが、恋人のままよりもコスパがいい」という方向にもっていけばいいのです。そうすれば、コスパ厨の彼は一気に結婚する方向へと意識が動きます。
 

2.結婚式は必ずしも必要なし! 別の方法で結婚式気分を盛り上げて

結婚式や披露宴は家族にとっても良い記念になりますが、よほどお披露目が必要な立場でもなければ、やるのはマストではありません。代わりに、婚姻届の記入から役所へ提出するまでの一連の手続きを「入籍イベント」として、ふたりで盛り上げましょう。ドキュメンタリー風に動画を撮るのも、いい記念になりますよ。
 

3.スタートは小さく。どちらかの家で同居して貯蓄に回そう

「結婚はお金がかかるもの」という意識が払拭できない彼には、結婚にかかわる形式的なものを極力外したほうがいいかもしれません。ふたりのうち一方が「ふたりで暮らせる」広さのマンションに住んでいるならば、あえて新居をかまえず、もう一方の家へ移り住みます。そうすれば新生活にかかる費用が節約できます。溢れる荷物は実家やトランクルームに預けてもいいでしょう。すでに同棲しているカップルならば、寝具だけ買い換えてみましょう。快適な眠りが生活の質をアップし、新婚気分も味わえます。
 

4.ひとり暮らし同士なら、同居したほうが生活費は浮く

それぞれがひとり暮らしをしているならば、家賃と生活費を合算し、現在の支出を割り出してみましょう。ふたりが結婚して同居した場合、家賃は一戸分になるし、食費や光熱費も2倍まで高くはなりません。
 

5.福利厚生から両親の援助まで。夫婦ならではの得にあやかろう

夫となる彼がサラリーマンならば、会社の福利厚生もきちんと確認しておきましょう。
多くの企業では、結婚することで一時金が出たり、住宅手当が出る(または増額になる)こともあります。妻となるあなたの収入次第では、年末調整の控除額もアップします。社宅に入れたり住宅財形ができるならば、さらにお得です。

双方の実家の経済状態によっては、結婚祝いをくれたり、結婚式や披露宴にかかる費用を負担してくれたり、住居購入の頭金を援助してくれる可能性もあります。捕らぬ狸の皮算用はよくないですが、援助してくれる場合は、ありがたく頂戴しましょう。
 

6.共働きならば、小遣い制より家計サイフで個別管理を

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コスパ厨の彼なら浪費の心配はナシ。いっそ家計を任せてしまえば、張り切って管理してくれるかもしれません。

「結婚はコスパが悪い」と独身男性が嘆くのは、それまで全額自分ひとりで管理してきた給料を、夫婦家計として合算することで自由に使えなくなってしまうというのが主な理由だったりもします。

それならば、子どもができるまでは共働きで稼ぎ、家計に必要な金額を収入比率で出し合い、残りは個人で管理するようにしたほうが、彼も不満にならないでしょう。

コスパ厨の彼ならば、小遣い制にしなくても浪費の心配はありません。むしろ経済的にあなたよりしっかりしているかもしれません。それならキッチリと彼に家計を管理してもらいましょう。
 

7.食費を節約し、健康的な食生活で病気のリスクを下げよう

老後まで独身のままひとりで生きていくよりも、夫婦単位で一緒に生きていくほうが、病気やトラブルに見舞われても助け合うことができます。

コスパばかり考えて栄養面を無視したり、孤独や寂しさやストレスでメンタルが弱ってしまったら、将来病気になる確率がアップするかもしれません。健康は何物にも代えがたいほど尊いもの。不健康な生活から病気になってしまったら、病院代がかかったり、働けない期間があれば収入が減るリスクもあります。

毎日ワンコインの安い弁当で済ませるより、家で作った食事を一緒に食べるほうが食費も節約できるし、生活習慣病なども未然に防ぐことができます。


「金ばかりかかる」「自由に使える金が減る」などと目先のマイナス要素で頭がいっぱいの「結婚コスパ厨」の彼に伝えたい、7つのコスパのいい話をお伝えしました。実は、結婚し夫婦ふたりで支え合って生きるほうが、トータル的にコスパがいいとも言えるのです。

彼の価値観を認めつつ、うまくメリットを提示することで、「私と結婚したほうが得!」と教えてあげましょう。


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