夫にイライラした妻たちの対処法
皆様も、夫にイライラしたり、キレたりした経験がある方もいらっしゃるでしょう。・家事や育児の分担をちゃんとやらない不公平な夫
・妻の家族への献身を、当たり前と思い感謝をしない夫
・妻の話を聞いてくれない夫
・片づけられない夫
・共感してくれない夫
・姑問題を放置する夫
・コミュニケーション力のない夫
……などなど、妻の皆様のイライラの原因はさまざまです。
なかには「いっそキレることができれば楽だけど、そこまで“振り切って”しまうことができず、自分の中でストレスだけが溜まっていく」という方もいらっしゃるかもしれません。
いちばんいいのはイライラしないような夫婦関係が築けることですが、こればかりは妻だけの努力ではどうにもならず、パートナーの意識が低いとすると、イライラが生まれる状況はなかなか改善しづらいでしょう。
そうだとすれば、抱え込んだイライラを、「キレる」以外の方法でうまく解消する手段を自分自身で持つことが、心安らかに「笑顔の妻」でいられるポイントになります。
そこで今回は、夫へのイライラを上手に解消する方法をご紹介します。
<目次>
夫へのイライラ対処法1. 「期待値」のハードルは下げておく
イライラが生まれる原因のひとつは、思い描いたことと現実にギャップがあるから。「やってくれるかも」「わかってくれるかも」「できているかも」といった期待が裏切られるとき、それを「してくれなかった」相手へのイライラが生まれます。これを避けるためには、とにかく「期待しない」こと。
最初から相手に何かしてもらうことを望まなければ、なにもしていない現実を見ても「やっぱりね。私の思った通り」と失望せずにすみます。「夫を2歳児だと思う」「夫をうちのペットだと思う」など、何かに例えて、相手への期待値を下げる方法もありでしょう。
相手への期待値のハードルをあらかじめ下げておけば、少しでも何かしてくれたときに、「あら、思ったよりよかった」と幸せに感じることができますよ。
夫へのイライラ対処法2. 距離をとる、関わらない
イライラする現場に遭遇したときは、その場を思い切って離れる方法も有効です。たとえば外出から戻ったら、キッチンに洗い物が散乱しっぱなしの状態で「知らん顔をしてテレビを見ている夫」というシーンに遭遇したとき。リビングに駆け込んで「何やってるのよ!」と夫にキレるのではなく、「あ、そういえば、買い忘れたものがあった」とそのままUターンをして玄関を出てしまいましょう。
夫を見てイライラするなら、その場には近づかず、関わらずにいるのもひとつの方法です。
夫へのイライラ対処法3. 「がんばる」のをやめる
妻の自分は仕事から急いで帰ってきて、あわただしく夕飯を作っているのに、先に帰ってきた夫はごろごろしながらスマホでゲーム。さらに「今日の夕飯はなぁに?」と、妻ががんばっていることにまったく気づいていない様子。こんなシーンに遭遇したら、あなたが日々がんばっている妻であるほど、イライラしてしまうことでしょう。こんな時は、きっぱりとがんばるのをやめましょう。
たとえば、「私もスマホでゲームしたいので、今日の夕飯はセルフでね」と宣言。ご自身とお子さんの分だけ用意してさっさと済ませてしまいましょう。自分で食べたければ、自分で動かざるを得なくなります。
「いい妻でいること」「がんばってる自分」をあっさり手放すと、イライラを解消することができます。妻だって人間です。いつもがんばっていい妻でいる必要はありません。
夫へのイライラ対処法4. 些細な仕返し
イライラする気持ちを相手にぶつけて解消する方法として、「キレる」以外に「仕返し」があります。あまり大きな仕返しや嫌がらせは別の問題を生む可能性があるので、おすすめなのは些細なもの。・夫の嫌いなものがたっぷり入ったメニューにする
・服を片づけるときにふだんと違う場所にわざとしまう
・TVのリモコンを隠しておく
・スマホの充電器のコンセントを抜いてしまう
……など、相手がちょっと困るようなレベルの仕返しで、こっそりストレス解消をはかりましょう。私がよく聞く妻側の意地悪は「夫の靴を踏みつける」「夫の服を壁に投げつける」です。
夫へのイライラ対処法5. 自分にご褒美
夫にイライラしてしまうのは、自分自身が疲れているからではないですか? 自分に余裕があるときには笑って受け流せる夫の言葉も、心身が消耗し、心がトゲトゲしているときは、神経を逆なでされる気持ちになります。「イライラするのは癒しが必要なサイン」ととらえ、そんなときは以前から食べたかったスイーツを買ってくるなど、自分をたっぷり甘やかしてあげましょう。
自分へのご褒美で心の潤いを取り戻すことで、イライラは解消できますよ。
夫へのイライラ対処法6. 夫がいるメリットを考えてみる
いままでご紹介したような方法で、イライラのピークをとりあえず回避したら、こちらをやってみるのもおすすめ。夫がいることのメリットを考えてみましょう。・自分ひとりで働くより収入が増える
・固い瓶のふたを開けてもらえる
・ときどきは子どもの相手をしてくれる
・買い物のときに運転してくれる
・高いところのものを取るときに便利
……などなど。ネガティブなところだけでなく、ポジティブな面、自分にメリットがあることを見つけることで、夫への気持ちが少しずつ回復し、イライラを遠ざけることができます。
最後に自分は夫をいらつかせてないかを顧みることも……ときどきはしてみましょう。
もちろん、このほかにもさまざまな方法があるはずです。ぜひ、それぞれが自分に合った方法を見つけて、イライラに支配されず、笑顔で過ごせることを願っています。
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