ロングステイ先での医療
豪州各都市にある日本語医療センターもファミリードクターのひとつ |
一般に、海外旅行保険やクレジットカードの付帯保険でまかないます。なかには、任意で現地プライベート保険に加入するひともいます。また、国によっては、プライベート保険への加入をビザ取得の条件に掲げているケースもあります。いずれにしても保険料を予算に入れ、万全の備えをすることです。
さらに、海外医療の現場では「インフォームドコンセント」の概念が発達しています。持病や既往症などの事前告知がない場合、診察を拒否されることもあります。英文の診断書ならびに英文処方箋を用意して、万一に備える準備をしましょう。持病や既往症の場合、保険では免責事項となりカバーできませんが、(1)現地医師の診断書と(2)レセプト(領収書)を日本に持ち帰り、帰国後、加入する健保の担当窓口で「海外診療報酬還付手続き」をとれば、日本での報酬見合い相当額が返金されます。出発前に、手続きの方法など問い合わせておくとよいでしょう。
また、オーストラリアやカナダなど「ファミリードクター制」をとる国や地域に滞在する場合は、まずは滞在先の近くにあるクリニックや日本語医師をみつけ、予め元気なうちに受診をして、カルテを作ってもらうようにしましょう。また、医療通訳が常駐するインターナショナル病院などで、実費で健康診断を受けるなどして未病につとめます。
ロングステイ先の交通機関
公共交通機関が発達する都市やエリアを滞在先に選ぶとよい |
アジアの一部地域では、ドライバー付きのレンタカーを、比較的安価で借りることができるほか、運転手を直接雇用するケースもあります。また、「リタイアメントビザ取得者は、自動車の個人輸入に関して関税を撤廃する」という特典を設けるマレーシアの場合、日本から船で輸送するひともいます。日本車は、例え中古でも高額なため、船賃をかけても「まだお得」と判断されるからです。