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忘れられない彼との決着をつける方法(2ページ目)

元恋人、片思いの相手を忘れられなくて、次の恋になかなか進めない人は意外といます。そんな人はどうしたらいいでしょうか?

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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本当に「相手を愛する」とは?

実は、自己愛をぶつけていない?

実は、自己愛をぶつけていない?

何度もフラれているのに諦めきれず、彼(彼女)が嫌がっているのに、自分の好きな思いをぶつけ続けて、相手に迷惑をかけてしまう人がいます。

そんな人が好きなのは、「相手」ではなく、「自分自身」に過ぎないことに気付きましょう。そこに、本当の愛はありません。単に“自己愛”をぶつけているだけなのです。

本当に相手を愛することは、「相手の幸せを願うこと」です。それは、相手が自分と一緒にいることで不愉快な思いをするのであれば、離れてあげることも含みます。
中には、相手の幸せを願っているけど、「自分が相手を幸せにしないと気が済まない」という人もいます。そんな人が抱いているものも、自己愛です。相手への愛情ではありません。
なぜなら、残念ながら相手は、あなたに幸せにしてもらうことを望んでいるわけではないからです。つまり、ありがた迷惑な行為をしてしまっているのです。

自己愛ばかりをぶつけてしまう人は、相手を自分の思い通りにすることばかりを考えるのではなく、「自分をコントロールすること」を学ぶときなのです。これは、精神的に大人になるためにとても大切な課題です。

恋愛関係は1人では築けません。相手あってのことです。例えば、ペアになってダンスを踊るにしても、相手が自分とペアを組んでくれないのであれば、自分は新たな相手を見つけるしかありません。無理やり相手を引きずって踊ったって、自分だって楽しめないでしょう。

相手が嫌がっているのに、自分の思いばかりぶつけている人は、1人で踊っているようなものです。それはペアダンス(恋愛関係)ではありません。あなたは、独りよがりの恋愛をしたいのではなく、恋愛関係を築きたいのですよね?

自分の相手への愛情が“ニセモノ(自己愛)”であることが分かったら、もうそこまで相手に執着する必要がないことにも気づくでしょう。
実は、相手は彼(彼女)ではなくてもいいはずです。自分が「彼(彼女)しかいない」と思い込んで、自分を追い込んでいるだけなのです。
そういう人は、自分で自分を不幸にしてしまっています。そこに気付いた方が、これから先、もっといい恋愛ができるようになるでしょう。


新たな恋を見つけるときの注意点

相手への関係に決着がついたとき、ようやく新たな恋に進むことができます。
ただし、このときやみくもにデートをしてしまう人がいます。それでは、また「やはり好きだった彼(彼女)の方がよかったな」なんて思ってしまい、フリダシに戻ってしまいます。

よく「新しい恋は、失恋の特効薬」だと言われるものですが、それは正しくもあり、間違っています。前に好きだった相手以上に好きになれる人に出会えた時は、「前の好きだった相手なんて、どうでもいい!」と思えるものですが、そうでなければ、寂しさを誤魔化すだけの相手になるどころか、むしろ前の相手を思い出して、余計に孤独を感じてしまうこともあるでしょう。

デートをするときは、「好きになれそうな相手にする」というのが鉄則です。もし、そういう相手と出会えない時は、無理に関係を深めようとするのではなく、趣味や好きなことなど、自分がワクワクすることをした方が気も紛れるし、楽しめます。そんな風に楽しく日々を過ごした方が、自分も輝きますし、幸せな恋にも出会いやすくなるでしょう。

最後に、“忘れられないほど、本気で相手を好きになった人”がやった方がいいことがあります。多くの人ができていないことです。次のページをご覧下さい。

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