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ボーナスを活用したお宝ETF投資戦略とは?

ボーナスを活用してETF投資にチャレンジするにはどうしたらよいでしょうか。お宝ETF3本を解説していきます。

伊藤 亮太

執筆者:伊藤 亮太

株式・ファイナンシャルプランナーガイド

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ボーナスでETF投資を行ってみよう

せっかくのボーナスだし運用にチャレンジしてみよう。でも個別株式はリスクが高いし、かといって通常の投資信託はコストが高い。何かよい運用方法がないものか。このようにお考えの方には、ETFによる運用が向いているといえます。

それではどのようなETFを用いて運用を行っていくのがよいのでしょうか。ここでは、今後も長期的に見て上昇しそうなお宝ETF3本をピックアップし解説していきたいと思います。
未来

将来の資産構築のために


今後も期待できるETF3本とは?

まず、ETF選びを行う際に注意したいのが、他の資産運用商品と投資範囲・対象がかぶっていないかどうかを確認することです。初めて投資を行う場合には、下記に記載する3本に投資を行うことで地域分散が可能となるため、リスク分散面からも効果的といえますが、既にいくつか保有されている場合には、それらの資産との兼ね合いも考慮してください。

(1)MAXIS JPX日経中小型株指数上場投信(銘柄コード:1492)
MAXIS JPX日経中小型株指数上場投信は、2017年4月5日に新しく上場したばかりのETFです。JPX日経中小型株指数の値動きに連動する投資成果が期待できます。この指数は、上場する中小型株の中から、資本の効率的な活用や企業価値の向上を意識した経営を行い200社がピックアップされ、それらの株価から算出されています。銘柄の選定にはROE(自己資本利益率)が用いられており、稼ぐ力が強い企業をターゲットとしています。

このように、将来においてもしっかり稼ぐ企業からピックアップされた指数を基にするETFのため、長期的な資産運用にも向いているといえます。

(2)NEXT FUNDS インド株式指数上場投信(銘柄コード:1678)
NEXT FUNDS インド株式指数上場投信は、その名の通りインドの株価指数であるNifty50指数(インドルピーベース)を対象株価指数とし、日本円換算した指数に連動するETFです。年率7%以上で成長を続けるインドは、中長期的にみて、大きく成長を遂げる可能性のある国としてピックアップできます。ボーナスの運用を中長期で行いたい方には向いているのではないでしょうか。

(3)NEXT FUNDS NASDAQ-100(R)連動型上場投信(銘柄コード:1545)
NEXT FUNDS NASDAQ-100(R)連動型上場投信は、米国のナスダック市場に上場する時価総額の大きい非金融業100社の株式で構成される株価指数「NASDAQ-100指数」を日本円換算し、その指数に連動する投資成果を目指すETFです。2017年5月30日現在、アップルやアマゾンなどが投資対象となっており、今後も米国のみならず世界をけん引する企業で構成されています。そのため、中長期的に見ても運用結果は良くなりそうだと考えます。なお、1日の取引量が数千株となっており、流動性がやや低い点は考慮しながら購入する必要があります。

3つをうまく組み合わせて中長期で利益を得ていこう

以上、お宝となり得るETF3本を解説しました。ボーナスのみならず、普段の運用でも活用し、効果的、効率的な資産運用を行ってみてはいかがでしょうか。中長期的な運用では花開く可能性が十分あると考えます。

※投資は最終的には自己責任でお願いいたします。

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