その5：家族がいても精神的に自立する
いつか子供を自立させられる親に
家族に寄りかかり過ぎたり、自分の心の隙間を埋めてもらったりしていると、家庭という船は沈没しかねません。
これは若い夫婦にもありがちですが、定年退職した夫が妻に依存しっぱなしで熟年離婚につながるケースもあります。
親が自立していないと、子供の自立を邪魔してしまいます。家族がそれぞれ自分らしく、自分の力を発揮できるようにサポートし合うことが重要であり、そのためにも親は、極力一人でも立てるような“精神的な自立”ができていることが大事なのです。
できれば、結婚する前には、自分の心の隙間は自分で埋められるようになりましょう。それは、自分がより大人として成長するために大切なことなのです。
「寂しいから」「１人だと生きていられないから」という理由で結婚してしまうと、家庭はうまくいかないことの方が多いです。
誰もが自分の人生を生きていくために精一杯です。だからこそ、極力、自分のことは自分でできるようにし、相手を支えようと思えるくらいになった方が、結果的に家庭内はうまくいきますよ。
もちろん妻は、「夫ができる範囲のことを上手に甘える」というのも、夫婦円満につながります。ただ、これは自立しているからこそ、出来ることとも言えます。自立できていない人は、夫の許容範囲を超えたことをやらせようとしてしまうからです。本当の甘え上手は、相手が喜ぶようなことで甘えられる人のことを言うのです。
結婚生活を続けるのは難しい
結婚生活を続けるのは、難しいものです。独身でいるのが長ければ長いほど、今まで快適だった習慣を捨てなくてはいけないことも出てくるでしょう。それでもやはり、人は一緒に生活をしていくチーム（＝家族）がいると、一人でいるときよりも心強く、また頑張れることもあります。
結婚は必ずしなくてはいけないものではありません。結婚をしない方が幸せな人もいます。
でも、もし「結婚する！」と覚悟をするのであれば、幸せな家庭を築くための努力をしましょうね。努力なしで、幸せな家庭はありませんよ？
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