日本が誇るハイテク技術で注目の5銘柄

17年3月期の決算発表が一巡しました。前期の実績はおおむね想定どおりで、今期についても順調に推移することが予想されています。そうした中で、業績が好調な企業の株価は、右肩上がりのトレンドを描く傾向があるようです。そこで好決算企業を5銘柄取り上げたいと思います。今回は日本が誇るハイテク技術で業績を伸ばしている5銘柄です。

業績好調なハイテク技術で注目の5銘柄

業績好調なハイテク技術で注目の5銘柄



ソニー(6758)

ゲーム機の拡大に加え、イメージセンサーの好調などから、業績は拡大期にあります。IoT(モノのインターネット)の普及本格化を背景に、中期的にも成長が継続するでしょう。18年3月期は売上高8兆円(前期比5%増)、営業利益5000億円(同73%増)を計画しています。イメージセンサー売上高は前期比24%増の6800億円となる見通し。生産ラインの故障予知などでは、センシングする箇所が飛躍的に拡大するため、使用量も増加します。来期には98年3月期の営業最高益5250億円を更新する可能性が大きいといえます。

日本電産(6594)

本業の儲けを示す営業利益は、17年3月期に1403億円(前年比19%増)になったのに続き、今期も前期比14%増の1600億円になる見通しです。4期連続の最高益になります。車載モーターや精密小型モーターなどがけん引しています。同社では2021年3月期に売上高20兆円(前期実績は約1兆2000億円)を目指す中期計画を発表しました。M&Aを積極的に進め、電導パワステ、EV(電気自動車)モーターなどを伸ばす方針です。

ミネベアミツミ(6479)

極小ベアリング大手のミネベアとカメラアクチュエーター、ゲーム機構のミツミが17年1月期経営統合しました。18年3月期は売上高7500億円(前期比17%増)、営業利益560億円(同14%増)となる見通しです。小型ベアリングが自動車や家電向けに伸びるほか、ミツミ部門で任天堂の新型ゲーム機「スイッチ」が拡大。また、スマホの背面カメラが2台搭載される「デュアルカメラ」の普及も追い風です。両社では今後、IoT分野で協業していく方針です。

京セラ(6971)

コンデンサーなどの電子部品の大手です。17年3月期の営業利益が前年比13%増の1045億円となり、今期も1200億円(前期比15%増)と連続で2ケタ増益の予想です。車載カメラや自動車用ヘッドライト向けのセラミックパッケージと呼ばれる電子部品が拡大。半導体製造装置用も好調に推移しています。一方、不振だった太陽電池事業、通信事業も底入れ感が出ています。

東京エレクトロン(8035)

半導体製造装置で世界有数の企業です。驚異的な業績拡大が継続しています。16年3月期の営業利益が1167億円(前年比33%増)、前期は1556億円(同33%増)で、18年3月期はさらに2160億円(前期比39%増)となる見通しです。半導体業界は一時的に記憶するDRAMと呼ばれる半導体の微細化の動きや、電源を切っても記憶が残るNANDフラッシュメモリーの需要が急増。これはスマホの高性能化のほか、センサーを多用するIoT、通信速度・量が改善する5G(次世代通信規格)などの進展に伴うものです。

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