その2:「自分のものさしでしか幸せが見えない人」だと理解する
残念な人と同じ土俵に乗らない!
結婚に限らずですが、自分が幸せになったことで、人も幸せになれるとは限らないので、押し付けるものではありません。
結婚に関しても、ただ単に結婚すれば幸せになれるわけでもなく、人によって結婚が合う人、合わない人もいますし、また結婚する相手によっても、幸せになれるかどうかは変わってくるでしょう。
自分がやってみてよかった体験を人に話すことはいいことですが、それを「あなたも同じことをしなよ」と押し付けるのは間違っています。実際にその独身者がその人の言う通りに結婚した結果、離婚し、不幸になったら、責任をとれるのでしょうか?現実的にとれないですしね。
結局、「自分が幸せは、人にとっても幸せに違いない」と思ってしまっている人は、視野が狭く、本当の意味で、幸せとはどういうものなのかを理解していないのです。そんな人に幸せを説かれても、言われる方にしてみたら単なる迷惑行為です。
そこに気付かないと、「結婚しない自分が、どこかおかしいのでは?」なんて、不必要に悩んでしまうこともあるでしょう。
ただ、もし「この人は自分のものさしでしか幸せが見えない人なんだ」と分かったら、同じ土俵に乗らなくなります。同じ土俵に乗らなければ、腹も立たないものです。そんなときは、「その1」にもつながりますが、「でも、悪気はないんだな」と思って、聞き流しましょう。
その3:独身コンプレックスをなくす
結局、言葉というのは、受け取る方の心の在り方によって、意味合いが変わってしまいます。もちろん「結婚しないの?」なんて言う人はデリカシーがありませんが、それに対して傷つく自分にも、それなりに原因はあるのです。なぜなら、今、独身でいることを楽しんでいる人は、そこまで嫌な気持ちにならないからです。
結婚はなんだかんだ言って、縁とタイミングが大切なので、今、それらがないときは、どんなに頑張ってもうまくいかないことも多いものです。
そんなときは、つい「独身=不幸」だと思いがちですが、独身であること自体は不幸なことでも何でもありません。独身ならではの楽しみや幸せもたくさんあるからです。
今、婚活している人は、「結婚したい」と願うことは大切です。でも、「結婚しないと幸せにはなれない」と思うのは違います。自分で思い込んでいる幸せがベストではなく、もっと未知なる幸せも色々と存在していることに気付きましょう。
今、幸せではないのは、独身のせいではありません。自分が幸せ体質ではないから、不幸な気持ちでいるのです。
幸せ体質な人は、独身でいようが、結婚しようが、幸せでいられるものです。そういう人は、いつだって目の前の幸せに気付き、感謝できるのです。
逆に独身のときに幸せになれない人は、結婚してからも幸せにはなれない可能性も高いでしょう。今ある幸せを見つけられない人だからです。
そんな人は、せっかく結婚できたところで、また新たな幸せを追い求め、それが手に入らないと「自分は不幸だ」なんて思ってしまうこともあるでしょう。ずっと幸せばかりを追いかけて、今ある幸せをきちんと味わっていない人は、少なくないですしね。
独身コンプレックスがある人は、結婚しなければ、しなかったで、「自分に合った幸せはそこにもあるんだ」と思えるようになることが大切です。
実際に、幸せは探せばいくらでもあります。自由、自分のために使えるお金、色々な人と恋愛ができる可能性、趣味に没頭できる時間、仕事に集中できる環境など、独身だからこその幸せもあるのです。
今の環境だからこそ、得られる幸せはあります。それをきちんと理解できたときに、独身コンプレックスはなくなってくるでしょう。
実は、独身者が「結婚しないの?」と聞かれたときは、自分の“大人度”と“幸せ度”が問われるものなのです。相手の子供っぽさを理解し、さらに独身でも幸せな人になって、大人の対応をしましょうね。
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