外貨預金の預け入れには最低金額がある
外貨預金は普通預金なのか定期預金なのかによって、いくらからはじめられるかが違う
外貨預金を始めるときの素朴な疑問が、どのくらいの金額を用意すればいいのかという点。外貨預金は、リスクのある金融商品だけに、少額でチャレンジできるかどうかは重要なポイントです。
外貨預金には、円預金と同じように普通預金と定期預金があります。いつでも自由に引き出せ外貨普通預金に対して、一定期間は引き出さないことを約束する外貨定期預金には、高い金利が適用されるのが一般的。また、外貨定期預金には預け入れの最低金額が設定されていることが少なくありません。預け入れの最低金額は、金融機関によって違いはあるものの、10万円相当額や1000通貨単位(米ドルであれば$1000など)としているケースが多く見られます。
外貨預金は少しずつ買い増してリスクを分散
10万円前後で外貨預金にチャレンジできるなら、ハードルは低いと感じる人も多いでしょうが、為替リスクのある外貨預金は、タイミングをずらして買い増していくのがリスクを抑えるコツ。3回に分けるなら30万円、10回なら100万円と、それなりにまとまった金額を想定しておく必要があります。
外貨普通預金から外貨定期預金へステップアップ
10万円ずつ何回も買い増すのは負担だという場合には、1通貨単位(米ドルであれば$1など)から預けることのできる外貨普通預金でスタートし、定期預金に預け替えるというのも1つの方法。特に、最初は為替レートがどんな風に損益を変化させるのかを実感することが大切なので、無理のない金額で始めてみることをオススメします。
外貨預金関連のキャンペーン情報もチェックして
できれば毎月、少しずつ買い増していくのが理想ですが、外貨預金を自動的に積み立てていく仕組みのある金融機関はそう多くないのが現状。それならば、不定期に開催されるキャンペーンを利用するのも手。キャンペーンは、年に数回行われることが多く、金利が上乗せされたり、為替手数料が割り引かれたりするので、通常よりも有利な条件で預けることができます。