その3:愛情を疑うくらいなら、惚れさせる!
相手が喜ぶことをやってみる!
でも、たとえ付き合っていようと、「相手を思う愛情の量が同じ」なんてことはなく、「どちらかの片思い」に近い状態であることはよくあることです。
でも、相手も好きで付き合っているはずなのだから、愛情を疑ってしまうのは相手に対して失礼です。それよりも、相手の愛情を疑うくらいなら、「もっと惚れさせよう!」と思えるようになる方が、建設的でしょう。
相手に「私をもっと好きになって!」と言ったところで、「ハイ、分かりました」と受け入れて、好きになる人はいません。
だからこそ、「惚れていない相手が悪い」というよりは、「そこまで惚れさせていない自分の魅力不足にも原因がある」のだと思って、自分が変わって、相手をさらに惚れさせるようにした方が、お互いにHAPPYになれるものです。
例えば、「恋人が結婚してくれない」と嘆いている人がいます。相手に「どうして結婚してくれないの?」と迫れるのは、相手の愛情に100%自信がある人に限ります。
大概、そういうので悩んでいる人は、相手の愛情にも不安がっているもの。もし相手のことを本気で好きで、別れたくないのであれば、白黒つけることばかり考えないで、惚れさせる方が先決です。
相手に「自分にふさわしい人は、この人以外は考えられない」と思わせられるくらいに、日頃から相手を受け止め、理解できる人になって、様子を見てみることも大切です。
つまり、童話「北風と太陽」で言えば、太陽になるしかないのです。
「コートを脱げ!」と力ずくで旅人に脱がせようとする北風ではなく、相手が自らの意思で脱ぐようにもっていく太陽になった方が得策です。なぜなら、誰もが皆、人からコントロールされたくないし、相手の言いなりになんてなりたくないからです。
だから、力づくではなく、愛でもって相手のハートを温めないといけないのです。彼の話をよく聞き、思いを受け止め、良き理解者になるだけでも、相手の反応は随分、変わってくるものです。
また、彼に欠点があったとしても、それに対して責めるのではなく、上手に対応できるようになったら、2人の絆はもっと深まることだってあります。
もし結婚したいときは、「今の環境よりも、結婚したらもっと幸せになれる」と相手が信じられるようにもっていくことができたら、状況は変わるかもしれませんよ?
人との関係というのは、時間と共に変わっていくものです。だからこそ、今は自分の方が好きな気持ちが強くても、それだって変わってくることがあります。それを最後に紹介します。