メーカーが続々参入!話題の機能性チョコレート
チョコレートを食べる罪悪感を軽減してくれるかのような「機能性チョコレート」。健康食品と聞くと、今ひとつおいしくないイメージだったり、身体への健康効果や味わいに各社どんな違いがあるのかあまりよく知らなかったり……。価格帯は、パウチタイプが150円、箱入りが250~300円程度
そこで、現在発売されている代表的な商品を、メーカー別に健康効果と味の両面からチェックしながら食べ比べてみました。
1、江崎グリコ
2、ロッテ
3、森永製菓
4、ノースカラーズ
【江崎グリコ】チョコレートで初の機能性食品を発売
機能性チョコレートの先駆け、江崎グリコの「リベラ」
脂肪と糖の吸収を抑える機能が報告されている「難消化性デキストリン」(食物繊維)を配合することで、脂肪や糖を控えたい人にも楽しめる商品にしています。
手につきにくいので、仕事中などでも食べやすい
ストレスを軽減すると謳われた「メンタルバランスチョコレート GABA」
GABAは正式名称をγ(ガンマ)- アミノ酪酸といい、発芽玄米に多く含まれることで知られていますが、チョコレートやココアの原料であるカカオ豆に含まれるそう。事務的作業による一時的・心理的なストレスの低減機能があることが報告されており、デスクワークの疲れをほっと癒すチョコレートをコンセプトにしています。
味は、ミルクとビターの2種類。小粒で食べやすい形状です
さらに、2017年2月に発売されたのが「アーモンド効果」。人気飲料の「アーモンド効果」ブランドのチョコレートの新製品で、アーモンドをチョコレートでコーティングしたひと口サイズのボールチョコ。チョコレート部分にもアーモンドペーストを練り込み、甘く香ばしい味わいに仕上げています。本製品1袋で、たっぷりのビタミンE(1日分※)と食物繊維を摂れるほか、糖質25%オフ(当社従来品比)を実現しており、カロリーが気になる女性にも嬉しい商品となっています。
おしゃれなブランディングも成功!【ロッテ】「スイーツデイズ 乳酸菌ショコラ」
「生きた乳酸菌を持ち歩く」がコンセプトのロッテ「乳酸菌ショコラ」。
腸内環境や免疫力を向上させ、花粉症や高血圧の予防に効果があるなど、身体によい栄養素として知名度の高い乳酸菌。身近な商品ではヨーグルトなどに多く含まれることで知られていますが、ビフィズス菌は熱と酸に弱く、せっかく摂取しても胃を通過して腸に届くのはごくわずかと言われています。
「乳酸菌ショコラ」は、胃で吸収されにくいチョコレートでビフィズス菌をコーティングすることで摂取効果を高めた画期的な商品。何とその効果は通常の100倍と言われています。
枚数もたっぷり入っているので、日常的に食べ続けやすそう。
ロッテらしいミルク感のある味わいと、なめらかな口どけは、万人に好まれる味。「ビター」はカカオ感が強くコクもあり、ハイカカオチョコレート好きにも満足できる味わいです。
箱タイプに加え、チャック付きの小袋タイプも3月末に発売。
【森永製菓】ビフィズス菌配合のハイカカオチョコレート
ハイカカオチョコレートながら機能性も高めた商品
「ビフィズス菌チョコレート」は、薄い形状が特徴。10枚入り。
ちなみに、「ビフィズス菌BB536」は他のビフィズス菌に比べると酸や酸素に強く、生きたまま大腸に到達できる菌と言われています。それを、チョコレートでコーティングしているわけですから、高い健康効果が期待できそうです。価格は、10枚入りで250円前後です。
ザクザクとした食感と、香ばしい風味がマッチ!
ハイカカオチョコレートのビターな味わいと、ザクザクと香ばしい全粒粉ビスケットが絶妙の組合せ。歯ごたえがあるのでボリュームを感じられ、1粒でも満足感のある味わいです。1箱250円前後の箱タイプと、120円前後の小袋入りがあります。
【ノースカラーズ】砂糖不使用!低GIチョコレート
低GIを実現した「血糖値スマートライフ チョコレート ビター」。
「血糖値スマートライフ チョコレート ビター」は、血糖値の上がりやすさを示すGI値を、通常のチョコレートの約3分の1に抑えた商品。この商品のすごいところは、人工甘味料も砂糖も使用していないこと。低GI甘味料として知られる天然の「アガベ糖」を使い、ビターな味わいに仕上げています。
波打った形状。ビターな味わいで、口どけはなめらか。
8枚入りで300円強と値段はやや高めですが、ビターチョコレートが好きな人や、血糖値の上昇を抑えたい人にオススメです。
おいしく食べて、健康効果も得られる嬉しい機能性チョコレート。食べ過ぎは禁物ですが、ぜひ日々のおやつに取り入れてみてください。
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