夫婦関係/パートナーの浮気

浮気しやすい職業は?「浮気と職業」の深い関係

「浮気と職業には関係がありますか?」浮気をする・しないは最終的には本人の気持ち次第です。しかし、「浮気ができそうなシチュエーションになる」、「周囲に浮気をしている人が多い」など、「仕事の環境」も重要な要素です。そこで今回は、「職業」と浮気について考えてみます。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

浮気と職業は関係がある?

浮気しやすい職業は?「浮気と職業」の深い関係

出会いの多い職場は浮気も多い?

私は長年、“恋人・夫婦仲相談所”を主宰しておりますので、「浮気と職業には関係がありますか?」というご質問を、これから結婚をしようという未婚女性からよくいただきます。あるいは「若い女性の多い職場だから、夫が浮気をしないか、ちょっと心配」という妻の皆様、「最近、妻の仕事は帰りが遅いけどもしかして浮気?」と疑心暗鬼のだんな様方など、既婚者の方からも、仕事と浮気の関連性については、ご相談をいただきます。

もちろん、浮気をする・しないは最終的にはその人自身の気持ち次第です。しかし「浮気ができそうなシチュエーションになる」「周囲に浮気をしている人が多い」など、「仕事の環境」も重要な要素といえます。そこで今回は、その「仕事の環境」に大きな影響のある、「職業」と浮気について考えてみましょう。
   

浮気発生の4大要素

人が浮気に走る理由は様々ですが、大きく分けると以下の4つの要素が大きく関わっていると考えられます。

■時間
■お金
■出会いの機会
■ストレス


これらの「浮気発生の4大要素」がそろっている職に就いている場合、パートナーが浮気に走ってしまう可能性が高いといえます。では、この4要素に沿って浮気が多いといわれる職業を見てみましょう。
 

浮気しやすい職業は【時間】の自由度が高い

時間が自由、というのは浮気相手と一緒に過ごす機会が取りやすい、ということにつながります。平日の日中に空いている時間があったり休みが取りやすい場合は、「出張」と称して、不倫旅行などにも出かけやすい環境だといえます。

該当する職業としてはいわゆる「士業」とよばれる、弁護士、税理士、会計士、社労士、建築士などが代表的です。個人事務所を持っている方などは、特に時間の自由度が高いでしょう。

ミュージシャン、アーティスト、作家といったクリエーター系もこれに該当します。
また、看護師さんでも、非常勤の方は比較的時間の自由度が高いといわれています。
 

浮気しやすい職業は【お金】の自由度が高い

自由になるお金がふんだんにある、というのは、遊びに使える資金がたくさんあるということ。「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉もありますように、お金持ちは放っておいても異性からちやほやされるものです。

年収の高い職業といえば医師やベンチャー企業の社長、トレーダー、外資系金融マン、そして売れている芸能人。これらは「浮気の多い職業」ともいわれています。(あくまでも噂の域ということで)

前述の弁護士なども、時間もお金も自由度が高い職業に分類することができます。
 

浮気しやすい職業は【出会いの機会】が多い

いくら年収が高くて時間に自由があっても、そもそも異性と出会うチャンスがなければ浮気はできません。多くの人と接する仕事は、魅力的な異性との出会いの可能性が高いともいえます。

営業職・販売職、あるいはホテルマン、美容師などのサービス業・接客業は、さまざまな異性との出会いが仕事の中であります。また、販売職の中でもアルバイトを多く使っている飲食店などの「店長」は、学生やフリーターなど時間の制約の少ない若い異性と出会うチャンスが多いポジションです。

そのほかには水商売も夜、お酒、パーソナルな接客というシチュエーションに、下心を持つお客様が多く、その手の誘惑は多いでしょう。

また、意外に塾の講師・水泳など習い事のインストラクターというのも、多くの子供たちの母親と接する機会が多く、出会いの多い職業です。
 

浮気しやすい職業は【ストレス】が多い

浮気という非日常を求める行為に至る原因は、日常での不満や過剰なストレスからの逃避である場合が多いです。家庭の環境や日々の仕事に満足をしている人は敢えてリスクの高い浮気には手を出しません。

ストレスの多い職場といえば介護系の仕事が、その代表格です。

また、教師、公務員など「堅い仕事」も、閉鎖的・硬直的な環境で、働く人のストレスが高いですから、浮気への願望も多いかもしれません。教師は若い異性との出会いが多い職業でもありますね。優良会社だけれどたまたま上司が嫌な奴という場合もあります。それも充分ストレスになります。
 

浮気を生む種は身近なところに

もちろん、職業によって浮気をするかしないかが決まるのではなく、最後はその人自身の判断です。

浮気によって現在の自分の持っている家庭や社会的地位などを失うリスクがあると理解しているのか、「ちょっとぐらい大丈夫、ばれやしない」とリスクを理解していないのか。あるいは理解していても、それらを失っても構わないと思っているかどうかが実際に浮気に踏み出すかどうかのポイントになることは言うまでもありません。

浮気しやすい職種といわれている男性の意見を聞くに「絶対にばれない」と根拠の無い自信をもつ人が多数というイメージを持ちました。また「バレた時のゴタゴタより、その時の魅惑的な雰囲気に飲まれた」という弱い気持ちも見えました。

パートナーがそのような感情を抱くのかどうかは、日々の夫婦関係の積み重ねの結果を、正直に反映しているのです。

浮気を生む小さな種は、実は日々の生活の中に存在しています。

パートナーが浮気をしているのでは?と心配な方は、まず、パートナーが「今の家庭を失いたくない」と思っているかどうか、そんな家庭を築けているかどうか振り返ってみることです。パートナーが「家庭を失ってもいい、現在の生活を捨ててでも浮気相手に向く」と思っている場合、それはパートナー一人の問題ではありません。浮気の原因は両者にあると考えてください。浮気にも段階があります。火遊びか、離婚を前提の本気愛か、その段階の見極めを冷静に行いましょう。「浮気しやすい仕事だから転職して」など決して言ってはいけません。まずは足元を固めるように。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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