職場復帰、気になる三歳児神話とは?

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三歳児神話って本当?赤ちゃんを預けて職場復帰するママの心によぎる不安

最近は、女性の社会進出が目覚ましく、出産後も職場復帰を目指す女性が増えてきています。ママになっても仕事を持ち、イキイキと輝き自分らしく生きる、素敵ですね。

ですが「三歳児神話」という言葉があるように、小さな赤ちゃんを預けることに不安を感じるママもいるのではないでしょうか。安心して職場復帰ができるように心がけておくとよいこと、知っておくと便利なことなどをお伝えします。

最近は否定意見も多い三歳児神話

三歳児神話とは、3歳までは母親が育児に専念し育てるべきで、そうでなければ、成長に悪い影響を及ぼすという考え方です。最近ではそれを否定する意見も多く唱えられていますが、職場復帰を考えるママにとっては、やはり気になる事と思います。



基本的信頼感が育まれる大切な3歳までの時期

人が生きていくうえで大切な基本的信頼感。これは人間としての土台になるもので3歳くらいまでに育まれます。

基本的信頼感は、お腹が空いて泣いたらミルクを与えてくれる、オムツが濡れて気持ち悪くなれば取り替えてくれる、また自分の発した言葉や動きを肯定的に受け入れてくれる、などを通して「自分は愛されている」「自分は存在していいんだ」という感情を持ち、自分自身や周囲の人、環境に対し、信頼感を抱く事から育まれていきます。これが今後の人生を支えていくのです。


三歳児神話より赤ちゃんへの影響が大きいママの笑顔

このように、子供が幼い頃、親子一緒に過ごす時間はとても大切です。そう考えると、三歳児神話を重要視すべきなのですが、問題はその過ごし方にあります。長時間赤ちゃんに関わっていても、イライラしたり、ガミガミ怒ってばかりいると逆効果です。

社会との繋がりが無くなった事や経済的な事に不安を抱き、憂鬱な気持ちや暗い表情で毎日子供と接することで、子供は「自分がいるから、ママはいつも怒っているんだ」「自分の存在はママを悲しませている」と感じるようになり、これでは成長によい分けがありません。

職場復帰した事で赤ちゃんと接する時間は短くなっても、ママのイキイキ輝いた笑顔や濃い関わりを持とうとする意識があれば、それは赤ちゃんのこれからの成長に、より大きなメリットを与えるでしょう。

ですがいざ復職すると、自宅にいる時間は慌ただしく、つい赤ちゃんとの時間をなおざりにしてしまいがちになるのも現実です。そこで職場復帰が決まったママが準備しておくと役立つ具体的な事を次にお伝えします。


三歳児神話を大切にしながら、復職ママが準備しておきたい事

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イキイキと自分らしい人生を選択しているママの輝く笑顔は、赤ちゃんにもよい影響を与えるでしょう

■1、動きやすい導線とスケジュールを考える

朝や帰宅後は分刻みの忙しさもあります。できるだけ効率よく動けるように、家の中の導線を見直しておきましょう。また1日の動きだけでなく、買い物は休日にまとめ買いし、1週間分の献立を考えておく等、週単位、月単位の計画も立ておくとよいですね。


■2、困った時助け合える職場環境を作るように心がける
休日勤務や残業時間について、復職前に上司に相談し、希望を伝えておきましょう。ただ一方的にこちらの都合を伝えるのではなく、勤務時間中は人一倍働く意欲や、仕事への熱意、また休暇中にもスキルアップなどの努力をしていた事も伝えましょう。

また同僚が忙しい時や困っている時は、率先して手伝ったり助けすることを心がけておきましょう。赤ちゃんは急な発熱や病気がどうしても多いですので、そのような時、助け合える関係性を作っておきたいですね。

そして、急なお休みにも周囲の人が困らないように、自分の仕事を分かりやすく記録や手順を残しておくことも大切です。


■3、便利グッズや家事代行を上手に活用する
今は、食洗器や掃除機など便利な家電、家事お助けグッズ等もどんどん進化してきています。家事代行サービスの利用も場合によっては検討してみるのもよいでしょう。

また近くに助けてくれる親や親戚がいれば、事前に少し協力をお願いしておくのもよいでしょう。


■4、夫には「手伝ってもらう」ではなく、話し合いの段階から一緒に
子供が幼い頃のママの復職には、夫の理解と協力は必須です。家事や育児を手伝ってもらうという意識ではなく、復帰する前の話し合いの段階から一緒に相談し、家事や育児、そして責任もお互い分担しあう意識が大切です。


「完璧」より「いい加減」で笑顔を優先しましょう

職場復帰を決めたら、不安や迷いを感じているより、出来るだけ笑顔でいられるように、やるべ準備を進めていきましょう。

それでも分刻みの行動の中、あかちゃんの泣き声にイライラすることもあると思います。そのような時は、家事を全てほっておいて、鏡を見て自分の顔を確認し、赤ちゃんをぎゅうと抱きしめてあげてください。

「完璧」に全てをこなそうと思うより、「いい加減」がちょうどいい、という気持ちを持つ事もいいでしょう。そしてイキイキと自分らしい人生を選択している母親の生き方、笑顔を我が子に是非見せてあげてくださいね。

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。