軽さがもたらす燃費の良さ!装備も充実し魅力ある一台に

HYBRID RS セーフティパッケージ・全方位モニター付ナビゲーション装着車 バーニングレッドパールメタリック

今回試乗したのはベーシックな「XL」、マイルドハイブリッド搭載の「ハイブリッドRS」(画像はこのグレード)、ターボ仕様の「RSt」。


昨年末に発表されたスズキ・スイフトの試乗会が行われた。主要グレードを全てチェックできたので紹介してみたい。まず売れ筋となりそうな『XLセーフティパッケージ』から。十分実用になるレーザ-+カメラ式の自動ブレーキやサイド&カーテンエアバッグ、後席にも安全性の高いシートベルトを標準装備するAT車が155万9520円である。

K12C型デュアルジェット エンジン

XLに搭載されているK12C型エンジン


Dレンジをセレクトしてアクセルを踏むと、なかなか元気が良い。搭載されるエンジンは91馬力の1200cc4気筒。ライバルとなるホンダ・フィットの100馬力1300ccにスペック的で負けているものの、車重が同じクラスのライバル車より100kg程度軽いため性能は勝る。アイドリングストップが付いていないのにJC08燃費24km/Lと素晴らしい!

やはり車重の軽さは燃費に直結するのだろう。また、このクラスに珍しく車間制御機能付きのクルーズコントロールまで付いている。街中からロングドライブまで様々な条件で便利だと思う。安全性と実用燃費を考えると、現在このクラスで最も魅力的な存在か。ブレーキとアクセルの踏み間違いが心配な高齢者であれば、マニュアル5速も選べます。

XL セーフティパッケージ・全方位モニター付ナビゲーション装着車 ピュアホワイトパール

オプションになるが、全方位モニターを装着することも可能(画像はXLグレード)


数少ない弱点は乗り心地の悪さ。サスペンションの動きが渋く、走り出した直後から”路面のデコボコを探す道具”のように揺さぶられる。試乗してガマン出来るなら問題ないけれど、ガマン出来ないなら買った後でサスペンションの変更など考えるべきだと思う。クルマの場合、感覚が鈍い人の方が不満を感じず幸せかもしれません。

スポーティなハイブリッドRS、5速マニュアル仕様の乗り心地は◯

続いてクルマ好きを意識した『ハイブリッドRSセーフティパッケージ』(178万7400円)。『RS』はサスペンションがヨーロッパ仕様と同じスポーティなスペックになっており、外観もエアロキットなどが付く。前出XLと同じエンジンながら、簡易式のハイブリッドと組み合わせることによりJC08は27,4km/Lに向上している。

こちらはXLより若干乗り心地が良くなっており、短い計測ながら実用燃費も10%くらい向上する。ただ23万円という車両の価格差をガソリン代の差額分だけで埋めるのは難しいかもしれない。動力性能もXLと変わらず。積極的にハイブリッドRSを選ぶ理由は見つけられなかった。加えて180万円近い価格も割高なイメージ。

メーター HYBRID RS

メーターもスポーティなデザイン


ただRSの5速マニュアル仕様は好感持てた。なぜかRSの5速マニュアルのみ乗り心地が上質。違いの分かるクルマ通でもこのグレードなら標準のサスペンションのままで納得出来る。私が新型スイフトを買うとなったら、RSかXLの5速マニュアルにするだろう。ちなみに5速マニュアルでも自動ブレーキは付けられます。

RSt セーフティパッケージ・全方位モニター付ナビゲーション装着車 スピーディーブルーメタリック

1000cc3気筒ターボを搭載するRSt


最後に新型スイフトで最も高価な1000cc3気筒ターボ(180万300円)。エンジンスペックは1200ccより11馬力パワフルになるけれど、3気筒特有のブルブルした振動が出てしまっており、あまり快適じゃない。加えて乗り心地もイマイチ。それでいて実用燃費が15%くらい悪いというので、あまりメリット無し。おすすめはXLです。

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