その2:自分を喜ばせる
自分をきちんと受け止めよう!
そんなときは、好きな食べ物を食べたり、ご褒美として自分に何かプレゼントをしてあげたり、映画鑑賞など、好きなことをする時間を作ったりしましょう。
また、好きな人に会うというのも、ご褒美の1つです。恋人に限らず、好きな友達、先輩、お店のスタッフなどに会いましょう。そうすることで、心がワクワクしたり、癒されたりするでしょう。
自分を喜ばせるためにも、自分がどんなときに幸せを感じられるのかを、よく知りましょうね。
その3:自分を受け止める
自分で自分の感情をうまく受け止められない人は、人に八つ当たりをしたり、ぶつけたりしがちです。そうすると、人間関係は壊れていきます。また、自分を認められない人は、必要以上に人に認められようとしがちです。だから、恋愛においては、恋人が自分に何をしてくれるのかで、愛情や自分の存在価値を測ってしまうこともあるのです。
その結果、恋人に必要とされることが自分の存在価値につながってしまうので、相手に依存してしまうこともあるでしょう。
自分を認め、受け止め、一番の味方にならなくてはいけないのは、「自分自身」です。そうしないと、いつまでたっても、周りからの評価ばかり気になる人になってしまいます。
逆を言えば、自分さえ自分に誇りを持ち、きちんと認めることができたら、人からどう思われようと、そこまで傷つくことはありません。
また自分を受け止められている人は、心の余裕がある分、人のことも受け止められます。人を受け止められることができるようになると、人から大切にされることも多くなります。
だから、自分をきちんと自分で受け止められるようになることは、より生きやすくする方法の1つなのです。
では、自分を受け止めるためにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは「自己との対話」をきちんとすることです。自分が何を思い、どうしたいのか?をきちんと知り、受け止めるのです。
そのとき、どんなに醜い思いであっても、きちんと吐き出し、「そういうところもあるんだ」ときちんと受け止めましょう。自分に嘘をついてはいけません。
嫉妬、自己嫌悪、寂しさ、孤独……人の心には、キレイな思いばかりがあるわけではありません。そういった思いを抱く、まだ完ぺきではない自分をきちんと受け止め、その上で、どうしたら自分が成長できるのか?を考えるのです。
例えば、自分の心の弱さに気付いたとしても、自分を責めることなく、それが今の自分の段階だと理解し、少しだけやせ我慢をして、格好つける行動をしてみましょう。それが成長につながります。
例えば、自分を振った元カレが自分よりも先に結婚してしまったとします。「コノヤロー!」と思ったとしても、きちんと「よかったね。おめでとう」と言える自分になってみるのです(※ただし、相手が理不尽なことをして別れた場合を除く)。
そのとき、「コノヤロー!」と思った自分を責めたり、否定したりするのではなく、きちんと「そうか。悔しい気持ちがあるんだ」というのを受け止めた上で、「よかったね。おめでとう」と格好つけることが大切です。
そうすると、そう言えた自分を誇れるようになり、自分をちょっと認められるようになるのです。
自分を受け止めたり、認めたりすることは、意外と簡単なことではありません。多くの人が自分に厳しすぎる傾向があります。
でも、自分が自分の一番の味方になってあげないと、自分が可哀想です。自分にどんな欠点があったとしても、その未熟さごと、きちんと受け止め、自分を応援できる人になりましょうね。
これまで紹介した自分を「楽しませる」「喜ばせる」「受け止める」ことができると、自分に色々な変化が出てきます。それについて、最後に紹介します。