ベビーカー/ベビーカーの選び方

購入前に必読!我が家にぴったりのベビーカーの選び方(3ページ目)

赤ちゃんが生まれたら、ベビーカーに乗せて一緒にお散歩するのが楽しみ、という人も多いことでしょう。でも難しいのがベビーカーの選び方。売り場をのぞいてみたら、デザインも機能も価格もいろいろありすぎて、何を買ったらいいかわからなくなってしまった、という声を少なくありません。そこで今回は、ベビーカー選びの基本的な考え方についてご紹介します。

田中 真紀子

執筆者:田中 真紀子

白物・美容家電/育児用品ガイド

 
ベビーカー選び ポイントその3

背面式は3輪タイプか4輪タイプか

背面式は大きくわけると、一般的な4輪タイプと、ここ10年で人気が定着した3輪タイプがあります。どちらも先述のように、ハンドルからホイールまで1本のフレームでつながっているため、軽い力でスイスイと操作できるのが特徴です。

特に3輪については、2か所のハンドルの力が先端の1か所に集まるため、4輪よりさらに操作しやすく感じられます。ホイールに、自転車で使うようなエアタイヤを使用している場合、細かい振動を拾わないため、乗っている赤ちゃんはもちろん、押しているママ・パパもゆったりした押し心地が楽しめると、大人気になっています。

3輪タイプのイメージ

3輪タイプのイメージ


ただし3輪タイプの多くは本体が重く、ほとんどが9kg台なので、日常のどんなシーンでの使用が想定されるか、実物を触ったうえでしっかりシミュレーションしたほうがいいですね。

こんな人におススメ!

→背面式は、快適な押し心地を楽しみたい人にぴったり。さらに赤ちゃんもママもゆったりした気分を味わいたいなら3輪モデル(特にエアタイヤ)、小回りが利かせられ、コンパクトに収納したいなら4輪モデル

ベビーカー選び ポイントその4

7か月から使えるB型ベビーカーという選択肢

ここまでご紹介してきたのは、主に生後1~3か月と早いうちから使えるベビーカーで、従来の概念ではA型と呼ばれるベビーカー。そして生後7か月から使えるベビーカーがB型と呼ばれています。

B型ベビーカーのイメージ

B型ベビーカーのイメージ


A型とB型の大きな違いは、リクライニング角度の深さ。A型は、まだ首や腰の据わっていない赤ちゃんをベビーカーに乗せられるよう、フルフラットに近いリクライニングができる必要があります。一方、B型ベビーカーは、きちんとお座りできる赤ちゃんが乗ることを想定しているため、リクライニングはだいたい130度前後までできればいいことになっています。

B型のメリットは、重さが3kg台中心と非常に軽いこと! さらに機能がシンプルなので、価格もかなり抑えられます。赤ちゃんが歩き始めると、ベビーカーがお荷物になる場合もあるので、軽くてコンパクトなB型が重宝します。そのためA型を購入した人が、セカンドベビーカーとしてB型を購入する場合もありますが、6か月まで抱っこひもで乗り切って、7か月からB型を使うという選択肢もあります。

こんな人におススメ!
→7か月からの使用を重視したい人、軽さと価格にこだわりたい人に

以上、ベビーカーの選び方についてイメージしていただけたでしょうか。この基本を踏まえ、具体的な製品を見ながら、ライフスタイルに合ったベビーカーを探してみてください。
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気のベビーカーをチェック!楽天市場で人気のベビーカーをチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます