沖縄の冬が断然お得!
寒さで丸まった背中、かじかんだ手足。なんとか納める年末年始。お疲れ気味の体と心は、冬の沖縄でリセットしませんか?
お得に沖縄へ行くなら冬がオススメ。しかも、航空券と宿泊が一緒になったダイナミックパーケッジならさらにお得なんです。今回は、八重山諸島にある星野リゾートの2軒に泊まる旅。冬ならではのお楽しみをご紹介しましょう。3時間で春を先取り♪
東京国際空港(羽田空港)の早朝。乗り込むのは、JTA(日本トランスオーシャン航空)の石垣島空港直行便。ウトウトしながら約3時間の空の旅。那覇空港を経由するルートも。JAL便なら成田までWiFi15分無料キャンペーンもあるんです! メールのレスも済ませられますね。機体を出ると冬を通り越して春になってしまったかのような暖かさ。一番寒い時でも15度以下にはなりません。ただ、離島は風が強いですし夜は冷えますので、上着や長袖は忘れずに!
冬だって窓は全開!「星のや竹富島」
「星のや竹富島」は、今年で開業5年目を迎え、「星のや」ブランドとしては軽井沢、京都に続く3番目の施設。その後、「星のや」は富士と東京を加え全国で5軒あります。なかでも竹富島は地域文化を深く体験できる施設であり、今では島を代表する宿の一つとなっています。「星のや竹富島」は、客室棟、スパ棟、ゆんたくラウンジ、見晴台などの棟が、シンボルであるカジュマルの樹とプールを取り囲むように点在しています。それは一つの村のよう。客室はフローリングタイプが3種類と琉球畳タイプが1種類の全48棟。200平米以上の赤瓦の屋根の平屋に、リビング、ベッドルーム、浴室のゆったりとした間取りです。
特徴的なのはリビングから続きのフロアーに設置されたバスタブ。縁側から入ってくる風を頬に感じながら体をじっくりと温めることができます。真冬にこんなバスタイムが過ごせたら、体も喜んでいるのを感じます。
客室に備えられている、滞在着、足袋、ポーチで身を整え、白砂の上を歩けばすっかり脱力。プールは24時間入れる温水プール。冬の澄み渡った星空をプールサイドで眺められるのも南国ならではの贅沢ですね。
大人気!宿泊者限定「水牛車観光」
星野リゾートといえば、施設毎に土地の文化を生かしたアクティビティが滞在の魅力の一つですが、「星のや竹富島」では、夏のみならず冬も楽しめるアクティビティがたくさん用意されています。竹富島の伝統工芸である「ミンサー織り」の体験、島で獲れた植物を編む民具づくり体験、子供にも楽しいシーサーづくり体験など。どれも天候を気にせず、屋内でできるのが嬉しいですね。
そして、通年で体験できるアクティビティとして一番人気は「水牛車観光」。スタートは朝8時。宿泊者限定のツアーですので、宿からの乗り場への送迎もついています。まずは、花の髪飾りが愛くるしい水牛と記念撮影をしてから車へ。ガイドの案内に耳を傾けながら石垣の細い路地をゆっくりと進んでいきます。時にはガイドが奏でる三線に合わせて島に暮らした絶世の美女を歌った民謡「安里屋ユンタ」の大合唱。ゆったりほっこりした時間が流れていきます
こんなの初めて!琉球フレンチ
食事は、かつて「星のや軽井沢」の料理長を務めていた中州達郎氏が腕を振るうオリジナルの琉球フレンチ。その味を求めて竹富島まで訪ねてくるリピーターもいるといいます。魚介類や野菜など、私たちが聞き覚えのある沖縄の食材を使用していますが、フレンチの技法と類まれなアイディアで新しい世界をつくりあげています。
冬季限定の鍋料理「薫る島鍋」もおすすめ。野菜をふんだんに使用し香るハーブが肉のうまみとマッチします。
そして、盛られる器は沖縄の海や森を思わせる色鮮やかで温もりある風合い。沖縄本島の陶芸家である大嶺實清氏がつくる器です。
朝食は、和食と洋食から選びましょう。連泊すると各々で味わえるのがいいですね。大きなガラス張りのレストランに注ぐ光は冬とは思えないほどに暖かく穏やかです。
冬こそ快適!亜熱帯のアクティビティ
ここで、八重山諸島を知り尽くした星野リゾートだからこそ企画できるアクテイビティツアーを2本ご紹介しましょう。1本目は、3月末まで実施される「西表島ジャングルトレッキング」。竹富港を出港して約1時間30分で到着する西表島は、島の面積の90%が自然林。暑過ぎない涼しい冬だからこそ心地よいトレッキングが楽しめるのです。ツアーは1日がかり。個人ではたどりつけないグッドポイントをインストラクターの案内で進んでいきます。
途中は沢登りなどスリリングな場面も。ですが、重装備を持参することはありません。リュック、靴、靴下、グローブ、ヘルメット、レッグガード(プロテクター)、雨具など、ツアー料金には、貸出品も含まれているから安心です。
2本目のツアーの舞台は新城島(あらぐすくしま)。まだ、「星のや竹富島」のツアーとして正式に販売されてはいないのですが、一足先に体験してきました。
新城島は、上地島と上地島の二つの島から成り、周囲も6キロメートルしかなく人口も10数人という手つかずの島。その海は、沖縄でも随一の透明度を誇りシュノーケリングのツアーも企画されており、石垣島港と大原港(西表島)からチャーター船で向かいます。
その集落は、本当に静か。サンゴが手摘みされた低いグック(石垣)の通りを歩けば、竹富島のように観光客とすれ違うこともなく、島の生活そのものを垣間見ることができます。
ランチは、「星のや竹富島」から持参したランチボックスをビーチでいただきます。目の前にはエメラルドグリーンの海が広がり、極上のプライベートタイム!個人旅行では、なかなかできない体験ですね。