中小企業も含めた2016年冬ボーナス、教育・学習支援がトップで100万円超え
中小企業も含めた東京都内1,000の民間労働組合を対象にし、すでに妥結している287組合のボーナス平均妥結状況。業種別に妥結平均額順に並べたもの。業種によっては 倍以上の開きがある。
(出典:東京都産業労働局雇用就業部労働環境課「2016年年末一時金妥結状況(加重平均)平成28年11月10日現在・中間集計」)
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建設は前年比15.2%アップと驚異的な伸び
前年比をみると、建設が15.2% 増と驚異的な伸びになっています。60万円台から80万円台と大きく伸びています。特に東京ですので、東京オリンピックの建設ラッシュの影響が大きいのでしょう。あと数年、建設は好調が予想できます。また、例年の結果ですが、生活関連サービス、娯楽は低い金額がでています。2016年冬も23万8575円。こちらは2組合の平均なので、1組合の結果が大きく影響するという原因もあるのでしょうが、それでも低い金額から抜け出せられないのが現状のようです。
2016年冬のボーナス状況でした。どの結果も前年比増加にはなっていますが、ここ3年ほどでは、伸び率も低くなっている状況。来年には減少と転じないように、各業種も各企業も業績アップとなって欲しいものです。
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