1月にオススメの株主優待銘柄
注目度の高い人気優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。1月は、1年の中でも優待権利が確定する銘柄が少ない月です。これからご紹介する銘柄のような人気優待銘柄ほど、投資家の注目が集まる可能性が高く、株価が上昇しやすい傾向があります。早いうちに好優待銘柄に先回りして、お得に優待銘柄を獲得しましょう。1月オススメ優待銘柄その1「オーエムツーネットワーク<7614>」
【業務内容】オーエムツーネットワーク<7614>は百貨店や、スーパーマーケット内で精肉専門店の店舗展開をしています。【単元株数】100株
【最低購入金額】11万2900円(2016年11月11日時点)
【権利確定月】1月末日、7月末日
【配当利回り】2.13%(2016年11月11日時点)
【優待内容】
・100株以上…自社オリジナルギフト商品の30%割引券
・500株以上…3,000円相当の自社オリジナルギフト商品(ハム等)、もしくはアウトバックステーキハウス食事券のいずれか
・1,000株以上…5,000円相当の自社オリジナルギフト商品(ハム等)、もしくはアウトバックステーキハウス食事券のいずれか
オーエムツーネットワーク<7614>の優待は、同社店舗である「肉処大久保」や「センターファーム」で利用できる割引券です。同社店舗は、対面型の路面店だけでなく、百貨店内やスーパーマーケット店内といった利便性の良い場所にも店舗展開を図っています。全国に店舗展開していることに加えて、多様な店舗展開をしていることから、普段から利用する方にとって魅力的な優待内容でしょう。魅力的な優待内容から、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があると言えるでしょう。
では、同社株を今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を11月末に購入し、1月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 87.50 %
勝ち数: 14 回
負け数: 2 回
引き分け数: 0 回
平均損益(円): 9,778 円 平均損益(率): 4.89 %
平均利益(円): 18,433 円 平均利益(率): 9.22 %
平均損失(円): -50,805 円 平均損失(率): -25.40 %
合計損益(円): 156,449 円 合計損益(率): 78.23 %
合計利益(円): 258,059 円 合計利益(率): 129.03 %
合計損失(円): -101,610 円 合計損失(率): -50.81 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 2.540
平均保持日数: 47.63 日
検証結果を見てみると、勝率は87.50%、1トレードあたりの平均損益は4.89%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。権利確定日の前の早いうちに優待銘柄に注目することで、高値掴みして損失を被るリスクが低くなります。
1月オススメ優待銘柄その2「ダイドードリンコ<2590>」
【業務内容】ダイドードリンコ<2590>はコーヒーを始めとする清涼飲料等の製造・販売を行っています。【単元株数】100株
【最低購入金額】56万円(2016年11月11日時点)
【権利確定月】1月20日、7月20日
【配当利回り】1.07%(2016年11月11日時点)
【優待内容】
・100株以上…3000円相当の自社商品
同社の株主優待内容は、3000円相当の自社グループ商品です。缶コーヒーやジュースだけでなくゼリーなども含まれ、多彩で利便性の高い内容と言えるでしょう。
その魅力的な優待内容から同社優待の人気は高く、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を11月末に購入し、1月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 85.71 %
勝ち数: 12 回
負け数: 2 回
引き分け数: 0 回
平均損益(円): 47,410 円 平均損益(率): 23.71 %
平均利益(円): 59,055 円 平均利益(率): 29.53 %
平均損失(円): -22,463 円 平均損失(率): -11.23 %
合計損益(円): 663,738 円 合計損益(率): 331.87 %
合計利益(円): 708,663 円 合計利益(率): 354.33 %
合計損失(円): -44,925 円 合計損失(率): -22.46 %
プロフィット・ファクター(総利益÷総損失): 15.774
平均保持日数: 47.36 日
検証結果を見てみると、勝率は85.71%、1トレードあたりの平均損益は23.71%です。勝率が高く平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早いうちから注目しておくことで、高値掴みして損失を被るリスクが低くなるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。株の売買を行う際、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)