家計簿・家計管理/家計支出を削減するための節約テクニック

給料日前の金欠ピンチはこの方法で乗り切れる

給料日前はいつも「お金が足りない」という人もいると思います。年末年始や3、4月は交際費が増加し、5、6月は税金の支払い、8月はレジャー費がアップ、など行事のある月は、どうしても給料日前に家計が苦しくなりますので、まずは年間で支出が多い月をおさえます。管理方法のほかにも、時間はあるけどお金がない時にやっておきたいこと、金運アップのコツも解説します。

二宮 清子

執筆者:二宮 清子

家計簿・家計管理ガイド

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給料日前の金欠対策は、年間で特に支出の増える月を把握することから

家計は、毎月同じという訳ではありません。以下のように、月ごとに支出が増減します。特に贅沢していないのにお金が足りないという時はこのようなイベントや季節性のある支出が増えているためでもあります。

・年末年始、3、4月は交際費が増加する
・5、6月は税金が増える(自動車税・固定資産税・住民税等)
・5、8月はレジャー費が増加
・夏と冬は光熱費が増加
・9、10、11、2月は支出が少なく家計は安定する


このような支出は節約できるものでもありませんので、ある程度予測し予算を立てて、毎月の貯蓄やボーナス時の貯蓄から補填していく必要があります。
 
家計簿管理

まずは年間で支出が多い月を把握しましょう。

 

給料日直後の財布の紐をゆるめない

給料が出たからと財布の紐をゆるめて買い物に行くから給料日前にお金が無くなるのです。給料日直後だからこそ、給料日前のようにしっかりと節約意識を高め家計を管理していく必要があります。

給料が出たら先取り貯蓄をして残ったお金を生活費に充てます。食費3万円、交際費1万円というように予算を立て、ATMでちょこちょこおろさないでいいように1カ月分引出し、袋分けして現金で管理するようにしましょう。電子マネーやクレジットカードはお金が目に見えないので、給料日前にピンチになるような人には向きません。現金でお金の増減が可視化できるようにしましょう。

また、生活費が足りないからと、クレジットカードで食料品や日用品を買うようなことをしてはいけません。女性の多重債務の原因の多くは、「生活費の補填」です。家計が苦しいことを夫に言えない……自分でなんとかしようと、カード払いやキャッシングを利用してしまうことが、多重債務のスタートとなります。
 

時間があるけどお金が無い時の特効薬! 家中を掃除しよう

時間はあるけどお金は無い、そんな時こそ家中を掃除しましょう! 家の中が汚いと金運は下がります。不要になった衣類を雑巾にして家中を磨きましょう!

掃除をする時に決して掃除用品を買いに行ってはいけません。掃除のためにわざわざ清掃用品を買うからお金が足りなくなるのです。ただでさえ給料日前で家計がピンチなのだから、自宅にあるもので掃除に取りかかりましょう。

・食品庫や冷蔵庫に、使い忘れの食品類はありませんか?
・使い忘れていた試供品はありませんか?
・小銭が落ちていませんか?
・使い忘れている商品券や、使いかけのQUOカードはありませんか?
リサイクルショップで売れそうなものはありませんか?
・読んでいなかった本や途中で止まっているジグゾーパズルはありませんか?


家がきれいだと金運はアップします! 家の中と同時に頭や心の中も整理できるので、なぜ家計が赤字になったのか? 次からどうすればよいのか? と考えるきっかけにもなるでしょう。掃除をしながら、どれだけ不用品にお金を費やしていたのか? と気付くこともあります。

流行や勢いで買ったけど、全く使わなかったものを見る度に気持ちがブルーになりますが、さっぱりと断捨離することで家の中も気持ちもすっきりして、また家計と前向きに付き合えるようになります。

給料日前でも困らないように予測し備えておくこと、それでも足りない時の逃げ道を持っておくことも家計を守るうえでとても大切です。

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