恐れ2:幸せを受け取るのが怖い
幸せを受け取るのを怖がっていない?
だからこそ、幸せになるチャンスが目の前にあっても、受け取るのを躊躇してしまうのです。
また、「幸せ過ぎて、バチが当たりそうで怖い」なんて言う人もいます。そういう人も「幸せを得たら、その分、不幸なことも起こる」なんてことを、心のどこかで思ってしまっています。
でもそれは、「自分の幸せを制限してしまっている」と言えるでしょう。本来、幸せは無限大にあります。好きなだけ受け取っていいのです。
誰もが幸せを手に入れられる運を持っています。誰もが神様に愛されているし、そもそも愛されていなければ、この世界に生まれてきてはいないですしね。
もちろん幸せを受け取っても、それに感謝をせず、調子に乗っていたら、常識的に考えても人から嫌われるし、幸せは逃げていきます。それだけのことです。
幸せを受け取るのが怖ければ、まずは自分が受け取るのにふさわしい人になりましょう。自分に自信がないから、素直に受け取れないのです。
人を思いやれる人になって、そんな自分を認め、しっかり愛すのです。
「1人につき、幸せは何グラムまで」なんていう制限はありません。幸せを受け取れる心の器を持って、好きなだけ、幸せを受け取りましょうね!
恐れ3:大切なものを失うのが怖い
「何かを得れば、何かを失う」なんてことをよく言われますが、大切なものを得れば、その分、心の平穏を失う人も少なくありません。その幸せが自分にとってかけがえのないものであればあるほど、失うことへの怖さを感じるからです。本来、そこまで「失うのが怖い」と思えるほど素敵なものを手に入れられるのは、素晴らしいことです。手に入れる前から怖がって、諦めてしまうのはもったいなさすぎます。
「恐れ2」にもつながりますが、恋愛に限らず、仕事でも人間関係でも、人生というのは「自分の心の弱さとの戦い」なのです。
例えば、「どうせ私なんてダメだ」という劣等感を抱いている人は、そんな“自己を否定する自分”に勝たないといけません。すぐに悪い方に物事を想定してしまう人は、“怖がり屋な自分”と向き合い、無駄なことばかりを考えて心が消耗しないように、考え癖を変えていくことが大事です。
また、「この恋を失うようなことがあったら、1人では立っていられない」なんて弱気になってしまう人は、「どんな状況でも自分なら乗り越えられるだけの力がある」と、もっと自分の力を信じてみましょう。
結局、「何が起こっても、自分にはどうにかできる!」という自信と強さがある人は、幸せを好きなだけ受け取れるのです。
スキーに例えるなら、止まり方を知っている人はスピードを出せますが、上手に止まれない人は怖くてスピードを出せません。自分には止まれる技術がある(=どんな状況でも乗り越えられる心の強さがある)と思う人であれば、スリリングなコース(=失ったら自分を見失ってしまうほどの大恋愛)であっても楽しめるのです。
「大切なものができるのが怖い」と思うことは、自分が今後、より強い人間になるために大切な思いでもあります。大切なものがあるから、人は「もっと、強くなりたい」と思えるからです。これを機会に心を鍛えましょうね。
それでは、恋人を、そして幸せを手に入れることに躊躇している人は、今後、どうしたらいいのでしょうか?最後に紹介します。