ゆるキャラ®グランプリ2016
くまモン、いまばり バリィさんなど、地域のスターとして活躍するゆるキャラ®たち。2011年にスタートした「ゆるキャラ®グランプリ」は、現在、投票受け付け中。(投票終了:2016年10月24日(月)18時)2016年11月5日(土)、6日(日)、愛媛県松山市堀之内で行われる「ゆるキャラ®グランプリ2016 in 愛顔(えがお)のえひめ」にて最後の決戦投票、および、ゆるキャラ®グランプリ2016表彰式が行われます。
NTTドコモのスゴ得コンテンツ(月額380円 税別)で提供されている、公式サイト「ゆるキャラ®グランプリ for スゴ得」では、簡単に投票できるだけでなく、大人気ゆるキャラ®たちの1000種類を超えるスタンプ取り放題やニュース、インタビューが読めたり、とてもお得なサイトです。
歴代グランプリはやっぱりカリスマ!?
2011年、初代グランプリに輝いたくまモン(熊本県)は、台湾などアジアでも人気。熊本地震の直後は、SNSに、#くまモン頑張れ絵 というハッシュタグが登場するなど、被災地への関心や支援を呼びかけるムーブメントを牽引しました。ゆるキャラには、多くの人々の気持ちを揺り動かし、行動をうながす力があるようです。2012年以降も、いまばり バリィさん(鳥)、さのまる(犬)、ぐんまちゃん(ポニー)と動物型のゆるキャラが続きます。くまモン(黒)、いまばり バリィさん(黄色)、さのまる(白)、ぐんまちゃん(黄色)というように、無彩色(黒)→黄色→無彩色(白)→黄色と基調色の変化に規則性がみられます。
しかし、2015年グランプリに選ばれたのは、出世大名家康くん!なんと初の歴史上の人物をモチーフにしたゆるキャラでした。ゆるキャラも一つの転換期を迎えたのでしょうか。
2016年、注目のゆるキャラは○○○っぽい?
■現代によみがえる埴輪現在(10月17日)のランキング上位は、はにぽん(埼玉県本庄市)。市内で出土した1400年前の「笑う埴輪」をモチーフに考案されたゆるキャラです。今城塚古墳で生まれたとされる、はにたん(大阪府高槻市)も埴輪型ゆるキャラで、12位と健闘しています。
人を模った埴輪は、歴史上の特定の人物と結びつくものではありませんが、日本の文化の特徴を示す重要なシンボルの一つです。
■柚子をモチーフに
柚子をモチーフにしたゆるキャラ、ゆずがっぱ(徳島県)、滝ノ道ゆずる(大阪府箕面市)も、それぞれ10位以内にランクインしています。柚子の酸味や香味は、日本料理に欠かすことのできない要素の一つ。俳句では、花は夏、実は秋、柚子湯は冬をあらわす季語として、親しまれています。
■懐かしい建築や道具
その他にも、蔵の妖精とち介(栃木県栃木市)が4位に、つげ櫛をモチーフにしたつげさん(大阪府貝塚市)が13位にランクインしており、日本の歴史や文化への関心や愛着をうながすようなゆるキャラが上位にランクインしています。
ゆるキャラの色が与えるイメージ
埴輪、柚子、つげ櫛から考案されたゆるキャラたちは、黄色~橙を基調色としています。黄色や橙は、暖色系・進出色・膨張色で、見た目の印象が柔らかく、軽いという特徴があります。一方、蔵をモチーフにしたとち介は、白黒のモノトーン。白や黒は、おしゃれな色、無難な色として、親しまれています。くまモンと同じように、真っ赤なほっぺがダサ可愛いアクセントになっています。
6年目を迎えた「ゆるキャラ®グランプリ」、今年はどんなキャラがグランプリになるでしょうか。ゆるキャラの楽しみ方は人それぞれですが、これを一つのきっかけに、ふるさとや思い出のある地域への関心や興味を深めてみてはいかがでしょうか。
定番から人気のゲームまで、約180種類の有料アプリやコンテンツが使い放題。
スゴ得コンテンツはこちら
※スゴ得コンテンツはNTTドコモで利用できるサービスです。
「ゆるキャラ®グランプリ for スゴ得」
取材協力:NTTドコモ