旅レポート2日目:
森林を眺めながらの朝風呂からスタート
部屋に付いている露天風呂。寝ぼけ眼でも、人目を気にせず朝風呂が楽しめるのは、客室露天風呂ならでは
チェックアウトをしたら、バスか徒歩で日光駅へ。たっぷりとパワーをいただいた日光に別れを告げ、でもまだまだ帰路に着くのは早すぎます!
ウィークエンドパスをしっかり活用して、宇都宮から東北新幹線に乗り、福島まで北上。福島の秘湯、高湯温泉を目指します。
ウィークエンドパスを徹底活用! そのまま福島の秘湯へワープ
高湯温泉は、今年6月1日に東北で初めて(全国で9カ所目)、「源泉かけ流し」宣言をした話題の温泉地です。宣言には、温泉地の全旅館と入浴施設が源泉かけ流しではなくてはならず、泉質のすばらしい高湯温泉はこの条件をクリア。どの施設でも上質の湯を堪能できるのです。観光というよりは温泉を目当てに訪れる人の多い、福島の秘湯です。白濁した温泉を惜しげもなく注いだ足湯のある温泉公園。山々の雄大な景色を眺めながら浸かる足湯はまた格別
各旅館でも立ち寄り入浴が可能ですが、あったか湯の入湯料はなんと大人250円。山合いに向かって開けた露天風呂は開放感もあり、真っ白い湯に身を委ねた瞬間に、「来てよかった!」と思わせてくれます。利用者が多いため、利用時間は1時間に限定されています。
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■あったか湯
住所:福島県福島市町庭坂高湯25 高湯温泉観光協会内
電話: 024-591-1125
休憩も含めて日帰りでゆったり過ごすなら、「花月ハイランドホテル」の日帰りプランを利用するのがオススメです。ホテルの温泉へ入れるのはもちろんのこと、ホテルの客室を利用できるので、部屋でのんびりすることもでき、食事(お膳)もついて5325円で過ごすことができます。ウィークエンドパスで足を伸ばした際には、日帰りでも1泊したくらいの気持ちになれる、日帰りプランも大活躍です。
花月ハイランドホテルのラウンジにて、ほっとひと息
■花月ハイランドホテル
住所:福島県福島市町庭坂字神の森1-20
電話:024-591-1115
最終の17時のバス(取材時)に乗り込み、今度こそ本当に旅の終わり。福島駅から東京駅までは新幹線だとたったの1時間40分。ウィークエンドパスがあるので特急券だけ購入して、帰路に着きました。
パワースポット日光で、神社・森林・温泉を通じて神聖なパワーを浴び、福島の秘湯・高湯温泉で大地のパワーに浸かり……。旅の醍醐味がギュッと詰まった今回の1泊2日が実現できたのも、ウィークエンドパスの利用ならでは。最後に、どれだけお得だったのか?を計算しておきたいと思います。
ウィークエンドパスを使って、どれだけおトクだった?
※金額はすべて取材時のもの■交通費(ウィークエンドパスフリーエリア内/普通運賃)
・東京~宇都宮~日光 2520円
・日光~宇都宮~福島 3570円
・福島~東京 4620円
合計 10710円
ウィークエンドパスだと…おとな 8500円
おトク額 2210円
■交通費(ウィークエンドパスフリーエリア内/自由席特急料金ほか)
※ウィークエンドパスには含まれません。別途、特急券をご購入ください。
・新幹線自由席特急券…東北新幹線(東京~宇都宮) 2400円
・新幹線自由席特急券…東北新幹線(宇都宮~福島) 2520円
・新幹線自由席特急券…東北新幹線(福島~東京) 3570円
合計 8490円
■その他の交通費
※ウィークエンドパスには含まれません。別途、料金が発生します。
[バス](日光駅~二荒山神社前)片道 300円
[バス](東武日光駅~霧降高原入口)片道 300円
[バス](霧降の滝入口~下丸美)片道 260円
[バス](福島駅西口~高湯)片道 800円
[バス](ハイランド前~福島駅西口)片道 800円
合計 2460円
■このルートで使った交通費(電車・新幹線・バス)は…
8500円+8490円+2460円=19450円