日光の観光・旅行/日光のおすすめスポット

パワースポット日光&福島の秘湯を巡る週末旅(2ページ目)

ウィークエンドパスを利用して、次の週末は日光のパワースポットを訪れてみませんか?風水的にも定評があるこの地で、今回は縁結びのパワーを浴びに、二荒山神社参拝を一番の目的に。さらに、日光でパワーを充電した後は、「東北の草津」とも呼ばれる名湯を求めて、高湯温泉まで足を延ばして。硫黄の香り漂う秘湯で大地から溢れ出る温泉のエネルギーに浸かり、ここでもパワーをもらって帰りましょう。

木崎 ミドリ

執筆者:木崎 ミドリ

国内旅行ガイド

湯波に天然水のかき氷に、日光の食でパワーをチャージ

お目当ての縁結び神社で神聖なパワーを浴びた後は、その土地ならではの「食」をいただきたいところ。日光はその水のキレイさからも一目置かれる場所であり、町のいたるところに給水所があるのも特徴です。

その天然水を生かして作られているのが、日光名物の湯波(ゆば)。京都の湯葉と違い、丸く巻いてある巻ゆばは、日光ならでは。歯ごたえとボリューム感が特徴です。
 
弦庵の日光ゆばそば(1100円)

弦庵の日光ゆばそば(1100円)

さて、日光に来たからには湯波を食していきたいもの。しかし、湯波づくしの会席などは、3000円前後など割りと値段が張ります。「もうちょっとお値ごろに、少しだけでも湯波を味わいたいな」という方は、こちらのおそば屋さん「弦庵」のゆばそばを選んでみてはいかがでしょう。

手打ちそばに、湯波の老舗「ふじや」と「えびや」の湯波が組み合わされたそば。ガイドは温かいおそばを注文してしまいましたが、弦庵のご主人のおすすめは、冷たいおそばとゆばのセット「弦庵そば」(1200円)だそう。そばと湯波のそれぞれのうまみを味わえる、これからの季節にものどごしさわやかな、冷たいそばと湯波の組み合わせをぜひどうぞ!

<DATA>
弦庵
住所:栃木県日光市下鉢石810
電話:0288-53-3618
営業時間:11:30~なくなり次第終了
休み:毎週火曜日、第三日曜日
交通:JR日光駅から徒歩約15分
 
日光天然の氷で作られた湯沢屋の『特製和風かき氷』

日光天然の氷で作られた湯沢屋の『特製和風かき氷』

ランチを食べたら、弦庵の向いにある甘味処「湯沢屋」へ。酒饅頭と抹茶のセットなどの和のカフェメニューが充実したこのお店では、日光の天然水を使ったかき氷(700円)をいただけます。大ボリュームの見た目とは裏腹に、サクサク、フワッとした味わいの氷は、あっという間に平らげられる軽やかさ。氷のもととなっている水自体の甘さもふんわり感じることができます。

<DATA>
湯沢屋 茶寮
住所:栃木県日光市下鉢石町946
電話:0288-54-0038
営業時間:10:00~16:00
休み:不定休
交通:JR日光駅から徒歩約15分
 

新緑の輝く森のパワーを体いっぱいに浴びて

お腹を満たしたら、日光三大名瀑「霧降の滝」へ。今の季節、最高のまばゆい緑の中の散策がとっても気持ち良いのです。青々とした木々に反射する光のやわらかなこと、そして体中を包み込む新鮮な空気の心地よいこと!
霧降の滝への道。緑の色の美しさに終始息をのむ散策路

霧降の滝への道。緑の色の美しさに終始息を呑む散策路

ウッドデッキの観爆台から眺める「霧降の滝」

ウッドデッキの観爆台から眺める「霧降の滝」

日光駅からバスで約8分の「霧降の滝入口」で下車し、緑の中を歩くこと約20分。霧降の滝が現れます。青々とした山の合間を流れる水しぶきはとても清涼感に溢れていて美しいのですが、滝そのものというよりも、ここでの醍醐味は、なんといっても滝に向かうまでの道でしょう。

程良い距離の散策路はうっそうとした木々に囲まれており、一歩一歩進むたびに自然のパワーを全身に浴び、元気が溜まっていくのを感じられます。

<DATA>
霧降の滝
交通:東武バス「霧降の滝入口」下車徒歩約20分
 

日光でカジュアルに温泉のあるホテルへ宿泊するなら!

カラフルな外観のホテル「カジュアルユーロ」

カラフルな外観のホテル「カジュアルユーロ」

日光での宿泊は、大きく4エリアに分かれます。日光駅前周辺のエリア、中禅寺湖周辺のエリア、奥日光エリア、霧降高原エリア。

にごり湯の温泉を楽しむなら、中禅寺湖(日光駅からバスで約60分)や奥日光(日光駅からバスで約90分)で宿を探すと良いでしょう。日光駅からのアクセスが良く、日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺などの世界遺産の観光がメインなら日光駅周辺で。透明で肌に優しいアルカリ性単純泉の温泉と高原の緑の中の宿泊を楽しむなら、霧降高原エリアで。
 
全室源泉かけ流しの温泉露天風呂が付いている客室

全室源泉かけ流しの温泉露天風呂が付いている客室

今回は、1日目は二荒山神社、2日目は福島へと向かう予定だったため、日光駅と霧降高原の間、駅から徒歩20分ほどのところにあるカジュアルなホテルを選びました。決め手は、1万円台で露天風呂付の部屋に泊まれること! しかもお部屋のお風呂もすべて温泉ということで、温泉好きのガイドの心を射止めました。

しっとりというよりは、ライトに利用する雰囲気のホテルで、外国人の方も多く宿泊していました。夕食や朝食もカジュアルなレストランタイプの食事処でのバイキング。3年前にできたばかりのホテルなので、部屋は清潔感があり、女性の一人旅にもおすすめです。
 
宿泊客も日帰り客も利用できる、ホテル併設の日帰り温泉施設「ほの香」の露天風呂

宿泊客も日帰り客も利用できる、ホテル併設の日帰り温泉施設「ほの香」の露天風呂

部屋のお風呂はいつでも入れるので、まずは併設している日帰り温泉施設「ほの香」へ。地元の方もわざわざ来るという内湯と露天風呂のある温泉施設で、日本人宿泊客、外国人観光客、地元の方が入り混じり、声を掛け合うようなインターナショナルな雰囲気での入浴タイムを味わいました。

<DATA>
カジュアルユーロ
住所:栃木県日光市所野1550-38
電話:0288-53-0500

2日目は、ウィークエンドパスを徹底活用!福島の秘湯へワープ>>>
 
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