パワースポット日光&福島の秘湯を巡る週末旅
ウィークエンドパス(関東圏のほか、伊豆、長野、山形、新潟方面まで週末2日間、普通列車が乗り放題のJRのおトクな切符)※別に特急券を購入すれば、新幹線にも乗れます
紅葉の美しさで有名な日光ですが、6月から夏にかけては日光の第2のベストシーズン! 青々とした緑が最高にキレイなのです。新緑の小道で体いっぱいに澄んだ空気を吸い込むことでも、全身にパワーがみなぎりますよ。
さらに、今回の武器は「ウィークエンドパス」。8500円で関東を中心に南東北エリアなどのJR線普通列車が乗り放題(特急券別)、ということで、日光でパワーを充電した後は、「東北の草津」とも呼ばれる名湯へと、高湯温泉まで足を延ばします。硫黄の香り漂う秘湯で大地から溢れ出る温泉のエネルギーに浸かり、ここでもパワーをもらって帰りましょう。
編集部注:「ウィークエンドパス」は「週末パス」へ名称が変わり、金額も8730円と変わっています。
旅程
※電車の時刻は取材時のものです。■1日目
宇都宮駅でJR日光線に乗り換え。駅内の表示から電車のデザインまで、レトロな情緒感溢れる作りになっており、旅情感を高めてくれる
・二荒山神社
・そば屋「弦庵」
・甘味処「湯沢屋」
東武日光駅 14:46発→(東武バス(※))→霧降の滝入口 14:57着
・霧降の滝
霧降の滝入口 16:30発→(東武バス(※))→下丸美 16:33着
・ホテル「カジュアルユーロ」宿泊
■2日目
日光駅 10:51発→(日光線)→宇都宮駅 11:31着、11:59発→(東北新幹線(※))→福島駅 12:46着、福島駅西口駅 13:39発→(福島交通バス(※))→高湯 14:20着
・高湯温泉「あったか湯」
・「花月ハイランドホテル」カフェラウンジ
ハイランド前 17:00発→(福島交通バス(※))→福島駅西口駅 17:36着、福島駅 18:47発→(東北新幹線(※))→東京駅 20:44着
それでは、パワースポット日光&福島の秘湯を巡る週末旅スタートです。
旅レポート1日目:
日光の縁結び神社・二荒山神社で授かったパワーとは?
迫力のある、二荒山神社の銅製の鳥居
かねてより、パワースポットを巡っているガイドですが、各地でさまざまな不思議な体験をしてきています。
京都の縁結びスポットを1日で6カ所巡った後に、それまで停滞していた恋愛系の話が急速に進んだり、あまり相性の良くないと思われるスポットには、行こうと思うたび雷雨や霧、交通の事情などで何度チャレンジしても結局辿り着けなかったり……とそのパワーを実感することが多いのです。今回のお目当て、縁結びで名高い二荒山神社でも、ドキリとする体験が待っていました。
縁結びの御神木。杉に楢(なら)が重なって生えている。「すぎなら(すきなら)いっしょに」ということから、縁結びの御神木とされている
神社内には、ハート型の絵馬もたくさん。「夢が叶うとき、一緒にいられますように」「素敵な人が早く私のもとに現れますように」「良い人脈に恵まれ、良い仕事に就けますように」など、想いを託す参拝者の言葉が溢れていました。カップルで訪れ、お互いの名前を書き、「ずっと一緒!」などと願いがつづられた絵馬も多くかけられていました。
そして、最も頭を悩ますのが、「どのおみくじを引こうかな」というもの。オーソドックスなおみくじから、「運を引き出す」引き出し型の箱から引くタイプのもの、恋に特化した「恋みくじ」、大国様の入ったおみくじなど、本当にたくさんの種類があり、迷ってしまいました。
拝殿の前には縁結びを願う、たくさんの絵馬が
想いを込めて引いてみると……。私が引いたのは緑色のまが玉。これは、なんと「健康」との縁! 愛情でもお金でも仕事でもなく、今、私に必要なのは健康との縁なのだそうです。
実はこのところ忙しさが祟って、体調を崩し気味でした。正直、あまり体調の良くない中での強行取材だったので、出てきたまが玉の色を見た瞬間、心底ドキッとしてしまいました。「神様はお見通しなのだな~(汗)」と。
運を引き出す、「引き出しみくじ」
忙しさに任せて、体調管理をおざなりにしていた自分を反省しつつ、気付かせていただいた二荒山神社の神様に感謝をし、参拝を終えたのでした。
引き当てた緑色のまが玉は、「健康との縁」を象徴するもの
■日光二荒山神社
住所:栃木県日光市山内2307
電話:0288-54-0535
営業時間:8:00~17:00(11~3月は8:00~16:00)
休み:無休
神苑拝観料:大人200円、小中学生100円
交通:東武バス「二荒山神社前」下車徒歩約1分
1日目:日光の旅後半は、日光の食、森、温泉でもパワーをチャージ!>>>