株式戦略マル秘レポート/西村剛の「統計で勝つトレード」

10月株式市場の傾向は?

10月は3月決算企業の中間決算発表が本格化する月です。発表を控えて投資家が売買に対して慎重になるため、相場は軟調に推移する傾向があるといわれています。今回は実際に10月相場が下がりやすいのかについて、過去のデータを用いて検証してみました。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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10月の相場は軟調に推移する傾向

10月は3月決算企業の中間決算発表が本格化する月です。発表を控えて投資家が売買に対して慎重になるため、相場は軟調に推移する傾向があるといわれています。今回は10月相場がどのような傾向があるのかについて、過去の株価データを用いて検証してみました。

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検証対象:全銘柄
検証期間:1990/03/01~2016/07/31
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・9月末の最終営業日の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り
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9月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に、勝率が50%以上で損益がプラスならば、10月は株価が上がりやすい月となります。反対に損益がマイナスであるならば、10月は下がりやすい月だと言えるでしょう。
以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。



10月の株式市場の検証結果

システムトレードの達人

システムトレードの達人

勝率: 41.50 %
勝ち数: 30,938 回
負け数: 43,619 回
引き分け数: 2,072 回

平均損益(円): -1,877 円  平均損益(率): -0.94 %
平均利益(円): 18,619 円  平均利益(率): 9.31 %
平均損失(円): -16,503 円  平均損失(率): -8.25 %

合計損益(円): -143,832,170 円  合計損益(率): -71,919.12 %
合計利益(円): 576,033,076 円  合計利益(率): 288,023.81 %
合計損失(円): -719,865,246 円  合計損失(率): -359,942.93 %

プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 0.800
平均保持日数: 27.77 日

検証結果を見てみると、勝率は41.50 %、平均損益(率)は-0.94 %となりました。勝率が50%よりも低く、1トレードあたりの平均損益(率)がマイナスになっていることから、10月は下落しやすい月だと言えるでしょう。

10月は3月決算企業の中間決算発表が多く、決算の内容によっては株価が大きく乱高下するリスクがあります。株価が乱高下する相場では投資家はリスクを避けようと売買に慎重になるため、相場全体が下落しやすくなると考えられます。
次は、下がりやすい10月相場の中でも好調な成績を残している個別銘柄を確認してみましょう。



10月の好調銘柄ランキング

システムトレードの達人

システムトレードの達人

上の表は、先ほどの検証結果において勝率が高かった個別銘柄のランキングです。
ランキング上位の銘柄を見ると、情報・通信業のインフォテリア(3853)、GMOペポバ(3633)、パピレス(3641)などの銘柄が挙げられます。10月はこれら情報・通信業に追い風となる傾向があり、過去のチャートの動きを見ると10月から11月にかけて上昇しています。
10月は情報・通信業関連銘柄に注目してみてはいかがでしょうか。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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