家族や友人、カップルの記念日には、サプライズ満載の観光列車

大切な方の記念日に旅するなら、旅先はもちろん「どう過ごすか?」の計画が重要です。ゆったりとした時間の中で絆を育み、サプライズや感動のある旅にしたいですよね。モノよりコト消費が盛んな昨今は、体験型のプランが人気です。プレイスレスな体験ができる観光列車の旅は、まさに記念日にぴったりの旅スタイル。
とれいゆつばさ

足湯が楽しめる新幹線「とれいゆつばさ」。湯上り処やバーカウンターもあり温泉宿へ滞在している気分だ

観光列車とひとことでいっても、特徴は様々。各列車に共通なのは「移動を楽しむための工夫がある」こと。沿線の特産品や伝統工芸を生かした車内、テーマ性のある意匠デザイン、最近は食事やお酒などを楽しめる列車も増えてきました。車内で提供される食事は、沿線の素材を使ったり人気のレストランシェフがメニューを監修するなど、その土地ならではの工夫がほどこされています。地域の魅力を知れば、流れゆく車窓の景色にも新しい発見があり、愛着がわいてきます。
現美新幹線

カフェでは、地元の素材にこだわったスイーツと人気店「ツバメコーヒー」監修のコーヒーがいただける(現美新幹線)


「観光列車って高いのでは?」と思われている方も多いかもしれません。豪華な寝台特急が注目を集めていますが、実はもっと気軽に楽しめる観光列車の方が多いんです。中には通常の運賃と特急料金で乗車できるものもあります。

今回は、シチュエーション別に観光列車の楽しみ方やおすすめ列車をご紹介します。

子連れ旅行・家族旅行なら~親子でゆっくり楽しめる

子どもにとって移動時間は退屈なもの。親は、子どもが騒がないか心配することも多い列車の旅ですが、観光列車なら大丈夫。列車そのものが一種のテーマパークのようで、車内にキッズスペースや、子どもの五感を刺激する工夫があったり、親子で楽しみながら移動ができます。また車内を歩き回って楽しめる列車も多いので、お子さんがいる方も気楽でしょう。

他にも三世代で楽しめる「足湯」のある新幹線などもいいですね。せっかくの記念日、いつもと違う経験で、記憶に残る忘れられない旅を計画してみましょう。

<おすすめ列車>

親子で楽しめる現代アート!驚きのキッズスペースも「現美新幹線(新潟県)」
足湯に地酒、お座敷列車!三世代旅行に「とれいゆつばさ(福島~新庄)」
※他にも、シーズンによってはSLなどもおすすめです!
とれいゆつばさ

ここが新幹線?!家族で足湯をしたサプライズな経験は、記憶に深く刻まれそう(とれいゆつばさ)



女子旅なら~感動や驚きの多い観光列車は写真でしっかり残して

観光列車は、実は女子にも大人気。可愛いい車内や、スタイリッシュでお洒落な空間は、女心をくすぐります。

車内では、限定のスイーツや食事、お酒が頂けたり、芸術鑑賞や足湯など驚くべき体験ができる列車もあります。感動や驚きが満載の観光列車は、気の置けない友達と記念日を祝うにはぴったり。写真で記録しておけば、いつまでも忘れない思い出になること間違いなし。サプライズな体験をSNSに投稿すれば、注目の的になるかもしれませんね。
フルーティア

車内限定のオリジナルのスイーツは福島産の旬のフルーツがたっぷり。女子にはうれしい(フルーティア福島)


<おすすめ列車>
旬のフルーツを使ったスイーツで女子同士盛り上がる「フルーティア福島(郡山~会津若松)」
景色と食、会話も弾むリゾート列車「伊豆クレイル(小田原~伊豆急下田)」
車内で現代アートを鑑賞!絵になる空間がいっぱい「現美新幹線(新潟県)」
海を眺めながら、話に華が(伊豆クレイル)

海を眺めながら、話に華が(伊豆クレイル)



夫婦・カップルなら~上質な空間で、二人の時間を

大切な人と二人で記念日を祝うなら、地元産のこだわり食材を使った料理や人気シェフが監修した料理などが頂ける、食に特化した観光列車がおすすめ。

レストランやカフェのようなお洒落な空間には、プライベート感覚で寛げる個室がある列車もあり、流れゆく車窓を楽しみながらのロマンチックなひと時を過ごせます。観光列車なら、写真撮影などもスタッフにお願いしやすいので、二人のとびきりの笑顔を是非思い出に残しましょう。
Tohoku Emotion

沿線の伝統工芸をモチーフとした優雅なレストラン列車(Tohoku Emotion)


<おすすめ列車>
三陸の海を眺めながら本格料理に舌鼓「TOHOKU EMOTION(八戸~久慈)」
日本酒がテーマの列車では、ジャズなどの生演奏も「越乃Shu*Kura(新潟県)」
足湯につかり、山形県産の地酒やワインで乾杯「とれいゆつばさ(福島~新庄)」
越乃 Shu*Kura

車内ではジャズなどの生演奏を聞きながら日本酒の利き酒も(越乃 Shu*Kura)


豊富なラインナップ~観光列車の紹介

ラインナップが豊富で好みで選べる観光列車。これからのシーズンおすすめ列車をピックアップしてその魅力を紹介します。

■現美新幹線(新潟県):現代アートを体感。女子旅や家族旅行にも
8名の現代アーティストが参画し、外観はもちろん、車内もアーティスティックな走る美術館。車両ごとに全く異なる世界観があり楽しめます。13号車にはカフェとプラレールを利用したアーティスト「パラモデル」が手掛けた楽しいキッズスペースも併設。土日を中心に運行しており、通常の新幹線の運賃と特急料金で利用できるのもうれしい。
現美

走る姿が目を惹く現美新幹線。車内は車両ごとに異なるアーティストが担当し美術館のよう


14号車

14号車は写真家の石川直樹氏が担当


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■越乃Shu*Kura(新潟県):酒がテーマの列車では、ジャズなどの生演奏も
地酒王国・新潟で運行する、お酒がテーマのリゾート列車。車内では、地酒の飲み比べセットや地元で人気のおつまみなどを販売。車窓は米どころ新潟らしい田園風景や、日本海の絶景が広がり堪能できます。大人の列車ではジャズなどの生演奏の催しもあり人気。
越乃 Shu*Kura

越乃 Shu*Kuraの一号車は展望ペアシート

(越乃 Shu*Kura)

イベントスペースでは生演奏、日本酒の利き酒セットやおつまみなどの販売も(越乃 Shu*Kura)


もっと詳しく!越乃Shu*Kura

■伊豆クレイル(小田原~伊豆急下田):「会話」が弾むリゾート列車
車体にピンクとゴールドをあしらったエレガントなリゾート列車は、女性にぴったり。往路ではお弁当、復路ではデザートが楽しめ、監修は人気フレンチレストラン「モルソー」の秋元さくらオーナーシェフ。海をすぐ近くに感じながらの列車旅、友人との話に華がさきそうです。
伊豆クレイル

「桜」「海風」「さざ波」をピンクゴールドのラインであしらった伊豆クレイル。乗る前からワクワク感がとまらない

伊豆クレイル弁当

車窓を眺めながらフレンチレストランの女性シェフ監修のランチを


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■TOHOKU EMOTION(八戸~久慈):海を眺めながら本格的な料理を
青森の「こぎん刺し」、岩手の「琥珀」、宮城の「雄勝硯」など、沿線の特産物や伝統工芸をモチーフにデザインされたスタイリッシュな空間では、地元産の食材を使った人気シェフ監修のランチコースやデザートビュッフェが好評です。北三陸の海を眺めながら、ゆったりと語らいを楽しみつつ頂きたい。
優雅なレストラン列車には、個室タイプの席も(Tohoku Emotion)

優雅なレストラン列車には、個室タイプの席も(Tohoku Emotion)

デザート

復路はデザートビュッフェを提供


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■フルーティア福島(郡山~会津若松):フルーツを使ったスイーツを堪能
全国でも有数のフルーツの産地である福島県。地元産のフルーツを使用したスイーツやドリンクを提供する「走るカフェ」がコンセプト。座席は4名用、2名用のボックスシートに、窓に向き景色が楽しめる一人用の席もあり、人数にあわせてセレクトOK。
フルーティア

フルーティア福島は、郡山と会津若松間を運行。観光も楽しんで


フルーティア

フルーティア福島の車内は女性好みのシックな空間。人数にあわせて居心地の良い席を選びたい


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■とれいゆつばさ(福島~新庄):ご夫婦や三世代旅行に。「足湯」が楽しめる新幹線は和の空間
新幹線に「足湯」というだけでも驚きですが、車内には、お座敷タイプの座席や、山形県産の地酒やワイン、などをそろえた「バーカウンター」もあり、温泉旅館のような雰囲気。ご夫婦でしっぽり、あるいは三世代で賑やかに。過ごし方は自由自在。
新幹線で楽しむ足湯。別料金で予約が必要だが、ぜひ試したい

新幹線で楽しむ足湯。別料金で予約が必要だが、ぜひ試したい

とれいゆ

座敷タイプの座席は三世代やファミリーにも(とれいゆつばさ)


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もっと詳しく知りたい!そんな時は……

いかがでしたか? 他にも観光列車は沢山あります。
ぜひ好みに応じて探してみてくださいね⇒のってたのしい列車旅
※利用の際は、運行日や切符の購入方法の確認をお忘れなく!

取材協力:びゅうトラベルサービス
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