■ケース3:結婚に焦っている
結婚に焦っていない?
中には「子どもを産める時間はタイムリミットがあるから」と慌てている人もいます。
そういう人たちは、「人並みのことをしていないと、怖い」という心の弱さを抱いています。
本当は今すぐに結婚したいわけでもなく、子どもを産みたいわけではないのに、多くの女性がしていることを自分がやっていないことに不安がっているのです。
これは私たちが小学生の時から、「みんなと同じ行動をするように」教育されてきた結果でもあるのかもしれません。
現実は、人それぞれ。自分に合うこと、合わないこと、得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなことがあり、また状況によっても得られるものは違うはずなのに、小学校ではみんなランドセルを持ち、中学校では制服を着て、学校では平等に同じものを与えられてきました。
逆に、人と違う個性を出すと、注意された人も少なくないでしょう。
そんな中、大人になっても「みんなと同じように」と、自分の本心とは反して、ただただ“人並みなこと”を追いかけて、結婚した人は、幸せになれるのでしょうか?
それが自分に合っている場合は幸せになれますが、そうでない場合は、自分らしさを見失い、不幸になっている人もいます。
今、相手がいないのに、結婚したいと焦っている人たちがしなくてはいけないことは、「自分で考え、自分なりの答えを出す」ことです。
なぜ、自分は今、結婚していないのか?本当に出会いがないだけなのか?日々、過ごしている時間で一番優先にしているのは何なのか?本当は自分が一番望んでいることは何なのか?自分に合う人生は何なのか?
これらを考えていくうちに、「自分が婚活を最優先に行動をしていない」という人も多いでしょう。
そういう人は、結局、「結婚したい」と言いながら、一番大切にしているものは違うことも多いもの。そのために結婚が遠のいていることもあるのです。
それは、人によっては物事の優先順位を誤って、大切にするものを間違っている場合もありますが、多くの場合が、自分の本心が分かっていないから、本当に大切にしたいものが目の前にあることに気付いていないこともあるでしょう。
もちろん独身であることを推奨しているわけではありません。でも、無理して結婚しても幸せにはなれません。
本当に結婚したいと心から思う人と出会ったときに、結婚をすればいいだけのこと。
「生涯独身かもしれない」と未来を不安がってばかりいないで、「どんな状況でも自分は幸せになれる」と自信を持ちましょう。
もちろんそのためには、どんな環境でも幸せを得られるような柔軟性や知恵、自信は必要です。
「こうでなければ、幸せになれない」と思っていると、本当にそうならないと幸せを感じられません。
でも、今でも目の前に、幸せはありませんか?
家族や友達、仕事、趣味、独身だからこそできることもあるはずです。
人と違う行動をするのは、勇気がいることです。不安も伴います。でも、誰もがみな、自分らしい行動をしないと、本当は幸せにはなれません。幸せの形はみんな同じであるはずがないのです。
結婚に焦っている人は、不安のあまり、「今を生きずに、未来ばかりを怖がっている心の弱さ」に気付きましょうね。
いい恋愛をするためにも、強い心を持つ!
今回は3つのケースの「心の弱さが引き起こす不幸な恋愛、結婚」について紹介しました。これらの心の弱さときちんと向き合うことは、恋愛、結婚に限らず、仕事においても、人間関係においても、大事なことです。人は不安を抱くと、冷静に判断できず、自分に合わないものを掴んでしまうからです。
自分の弱さを見て見ぬふりをしていたら、人はいつまで経っても、強くはなれません。逆に心が強くなることで、人は魅力が増します。
いい恋愛をするためにも、強い心をもつようにしましょうね。
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