エンツュイ学 名:Myxocyprinus asiaticus (Bleeker, 1865) |
10cm前後の幼魚で販売されることが大半で、独特の風貌と、可愛らしい模様から広く人気がある。しかし、成長に伴いその模様は消失し、一本の縦じまへと変化し、体高も低くなる。体色はやや褐色から臙脂(えんじ)がかったものとなり、幼魚の頃の印象からはかけ離れる。ただし水槽内で、そこまで成長することは稀で、60cm程度にしかならないと言われている。国内でも一部の水族館で、メータークラスの個体を観ることができる。 幼魚の内は、冷凍赤虫や沈下性の人口飼料等を食べる。生きたイトミミズも良い餌となる。飼育の難易度は、簡単に死んでしまうほど弱くもないが、長期間状態良く飼育するのはやや難しい。水質の悪化、底床の汚れには、ぜひ注意を払いたい。かなり大型化すること、成魚の姿を考慮した上で飼育に臨みたい。 |
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。