どうして恋愛・結婚しにくいの?
その「生き方」が、恋愛をしにくくさせていた!?
実は、私たちの生き方、それに伴う思想が、恋愛や結婚をほど遠くさせていることもあるんですよね。
今回はその中でも主な原因3つを紹介します。
原因1:「学歴社会」の落とし穴
学歴社会では、効率よく点数をとるための勉強法というのは大切です。でも、そのときに培った思考を持ったまま恋愛をしようとすると、一歩、踏み込めなくなってしまうことがあるのです。
勉強では、テストの点数が重要視されるため、「自分で考える」ことよりも、「正解を教えられ、それを覚える」というやり方をしてきた人が多いもの。
その結果、日常生活でも、「自分で考えて、答えを出す」という思考の習慣がない人が少なくありません。なにか疑問があると、自分で考える前に、すぐにネットで答えを探し、それを鵜呑みにしてしまう人は多いですしね。
でも、社会に出たら、正解、不正解がはっきりしていることなど、そんなにありません。それは恋愛でも同様です。
普段から、“自分の答え”がない人は、正解ばかりを求めたがります。
その結果、たとえ相手に好意を抱いたとしても、一般的な価値観で人の魅力を測り、その条件に当てはまらないと躊躇してしまうこともあります。
つまり、自分が「その人を選んだら正解か、不正解か」と考えてしまうのです。
本来は自分の「好き」という感情こそが、恋愛には重要です。
でも、その好きという気持ち以上に、世間体を見てしまうことで、その恋に一歩踏み出すことに躊躇し、なかなか恋愛が進展しない人は意外といます。
逆にそういう人に聞きたいことがあります。
・その世間一般から見て、好条件ではない人と付き合ったら、その恋愛は失敗なのでしょうか?
・そもそも恋愛に失敗、成功なんてあるのでしょうか?
……ないですよね。
誰かを好きになって、その人と関係を深めるという行為自体は、それがその後別れる結果になったとしても、失敗ではありません。
束の間であっても、その愛し合ったという経験自体は立派な恋愛であり、その人の人生を彩るものでもあります。
中には、「こういう欠点がある人と付き合ってもいいか?」と、他人に質問をする人がいます。
もちろん情報収集として、参考程度に聞くのは大切です。でも、人の意見を鵜呑みにしすぎてはダメです。
最終的には、その相手が自分にふさわしいかどうかなんて、自分のモノサシを持って考えるべきです。人によって相性だって、相手の欠点を許せる心の器だって違いますしね。
結局、正解ばかりを求める思考が、ますます恋愛をしにくくさせてしまうのです。
■失敗を恐れる人も急増中!
さらに、「正解を知って、それを覚える」という思考を持っていると、「不正解を出す」ことに対する免疫が低くなります。
「自分で考えて、答えを出し、チャレンジをすること」が大切ではなく、「不正解を出さないこと」、つまり「失敗しないこと」が大事だという価値観になってしまうのです。
その結果、現代人は恋愛に限らず、失敗を恐れている人は少なくありません。
だからこそ、人を好きになっても、「ダメ元で頑張ろう!」という人は少なく、積極的にアプローチできなくなっているのです。
恋愛の始まりは、どちらかの片思いから始まることが多いものです。そんな臆病なままでは恋は発展しませんよ?
勉強では、効率よく点数を取るために、「正解を知って、覚える」ことが重要だったかもしれませんが、恋愛では、「自分で考えて、自分なりの答えを出し、たとえ失敗しても、そこから学び、成長する」ことを大切にしましょうね。
次に挙げるものは、エリート会社員ほど、陥りやすいものです。次のページをご覧下さい。