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モンクホーシャ

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長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

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モンクホーシャ
画像提供:オオツカ熱帯魚

モンクホーシャ

学 名:Moenkhausia sanctaefilomenae
通称名
英 名:Redeye tetra
分 布:南米:ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン
サイズ:4cm
Temp
 :22-26℃
pH  
:6.0-8.0


東南アジアで養殖された個体が、古くから流通販売される。アイシャドウの様な目の上の赤い縁取り以外、これといった特徴も無い。しかし、飼育の容易さ、廉価で入手しやすいことから、初心者向けの需要がある。

飼育は容易で温和な部類だが、小型のテトラとしてはやや協調性にかける。同程度のサイズの大人しい魚と組み合わせた際は、同居魚、飼育者共にストレスを与えられるだろう。よって温和な中型魚、活発なコイ科の仲間などと組み合わせると良い。しかし、水槽のサイズが大きければ、この限りでもない。

また、柔らかい水草の葉や新芽をかじるので、水草メインの水槽には向かない。このことから植物質の需要が高いことがわかり、植物質の強化された人工飼料も与えると良いだろう。基本的には、何でも良く食べる。

廉価に大量販売されることからも判るように、小型カラシンとしては繁殖は容易な部類。

モンクホーシャMoenkhausiaの仲間は、何種かアクアリウム向けに流通する。本種と外観が酷似したM.oligolepisも若干流通するようで、こちらは全長10cmと大きく、また協調性にも欠けるそうだ。本種はモンクホーシャ属の中でも代表種(アクアリウムの世界で)のため、属名のMoenkhausiaで呼ばれている。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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