画像提供:オオツカ熱帯魚 |
モンクホーシャ学 名:Moenkhausia sanctaefilomenae |
飼育は容易で温和な部類だが、小型のテトラとしてはやや協調性にかける。同程度のサイズの大人しい魚と組み合わせた際は、同居魚、飼育者共にストレスを与えられるだろう。よって温和な中型魚、活発なコイ科の仲間などと組み合わせると良い。しかし、水槽のサイズが大きければ、この限りでもない。 また、柔らかい水草の葉や新芽をかじるので、水草メインの水槽には向かない。このことから植物質の需要が高いことがわかり、植物質の強化された人工飼料も与えると良いだろう。基本的には、何でも良く食べる。 廉価に大量販売されることからも判るように、小型カラシンとしては繁殖は容易な部類。 モンクホーシャMoenkhausiaの仲間は、何種かアクアリウム向けに流通する。本種と外観が酷似したM.oligolepisも若干流通するようで、こちらは全長10cmと大きく、また協調性にも欠けるそうだ。本種はモンクホーシャ属の中でも代表種(アクアリウムの世界で)のため、属名のMoenkhausiaで呼ばれている。 |
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。