かつては”結婚“となると、「式はチャペル? 神前もいいよね」「ドレスはどうしよう、お色直しは何回?」などと結婚式や披露宴の準備から始まるものでしたよね。

最近はかなり事情が異なり、式・披露宴を行わず入籍のみで済ませる「ナシ婚」や、指輪交換とごく身内の食事会だけ催す「ジミ婚」をチョイスするカップルがかなり増加しているようす。世間体に縛られず自分たちらしい結婚観を反映できるようになったのは利点でもありますが、実は結婚式を挙げなかった約7割が後悔しているとのアンケート結果もあるようです。

今回は最新の調査データから、現代カップルの結婚式事情を読み解いてみましょう。

結婚式をしないのは「経済的事情」

結婚式

結婚式や披露宴で、主役として注目を浴びるのも照れくさくて恥ずかしいそう

近年では結婚したカップルの実に2組に1組が「ナシ婚」なんだそう。結婚式をしない理由は様々ですが、結婚の口コミサイト「みんなのウエディング」が行った「『ナシ婚』に関する調査2015」によると、「費用が高そう」「実際資金がない」といった「経済的事情」(23.1%)が大きく占めています。

日本の結婚式の予算は約300~350万円と言われ、そのうち約100~150万円を夫婦が負担することになるといいます。一日で消費してしまうことになるこの費用をもったいないとするか、通過儀礼の必要経費とするかが判断の分かれ目と言えますね。

他には「授かり婚」(20.6%)、「セレモニー的行為が苦手」(15.5%)といった理由が上がっています。

結婚式の準備は大変だけど親孝行はしたい

結婚式で両親に挨拶

両親にはきちんと感謝の気持ちを伝えたいですよね

一方、リクルートブライダル総研による「結婚総合意識調査2015」からは、結婚を実施したカップルの意識の変化が読み取れます。

結婚式観をそれぞれの項目で前年と比較したデータによると、「結婚式は素敵だ」「感動する」という項目が上位項目ながらも前年比では減少しています。「結婚式を行うことは親孝行になる」「みんなから注目されるのは嫌だ」と考えるカップルの割合が上昇し、「準備が楽しい」と考えるカップルが減少していることから、「結婚式準備は面倒で披露宴で注目を浴びるのは恥ずかしくはあるが、親(家族)を喜ばせるため結婚式を実施する」という風潮であるといえるでしょう。

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