夫婦関係/夫婦円満のコツ

時短な「サッカー型家事」で夫婦時間を増やそう(2ページ目)

最近の調査によると、今や共働き家庭が全体の半数を超え、保育園入園活動=「保活」もますます激化中。でもいまだに日本の男性の家事時間は世界最少なのだとか。夫婦ともに忙しい共働き家庭で、どうやって家事に費やす時間を減らし、夫婦でゆったりできる時間を作るのか。今回はそんな時短家事による夫婦時間増加のアイデアをご紹介します。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

夫婦時間増加アイデアその2:「家事も時短&隙間時間」

だれにとっても一日は24時間しかありません。
家事をする際も「時間をかけて行う」より「時間をかけずに無駄なく行う」方が賢いやり方。積極的に「家事時短」になる方法を考えましょう。

圧力鍋やお掃除ロボットなど機器の力を借りての時短。洗濯物入れを複数用意し、家族が服を脱ぐ段階で仕分けてもらうなど、家族の力を借りての時短。ノーアイロンのシャツや乾燥機対応の服など、素材の力を借りての時短など、様々な方法があります。

また、顔を洗ったついでに洗面所のシンクをひとふきするなど、隙間時間を使ったり、何かをしながらの「ながら家事」をすることでの時短も可能です。効率を求め、炊飯器に卵を入れて「ゴハンとゆで卵を同時に作る」という主婦もいます。

また、最初から「制限時間を決める」のも、簡単に時短ができる方法。「きれいになるまでトイレ掃除」より「5分間だけトイレ掃除」と終了する時間を決めてスタートすれば、自然と、短い時間で効率よくきれいにすることができます。

「勝利するまでは永遠に戦う」“野球型家事”ではなく「制限時間内に勝てるように戦う」“サッカー型家事”を目指しましょう。

夫婦時間増加アイデアその3:「移動の無駄を省く」

毎日の通勤、お買い物に長い時間を掛けていませんか?移動の無駄はなかなか意識しづらいですが、毎日積み重ねれば、1年間ではかなりの無駄な時間になっているかも。

たとえば、買い物であれば、「移動の無駄を省く=ネットスーパーの活用」という手段があります。今や様々な企業が参入し、価格も品ぞろえもサービスもどんどんいいものになっています。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

また、自宅→保育園→駅→会社など、行ったり来たりの移動が多い方。さらに通勤が片道2時間以上かかる方は、思い切って駅の近くや会社の近くに引っ越すという選択肢もあります。

もちろん引っ越しにまつわるコストも発生しますが、長い目で見れば、マイナスばかりではありません。

たとえば毎日通勤時間が2時間減れば、1年では480時間=20日ものゆとりの時間が生まれます。これを家族や夫婦や自分に使える時間だと考えれば、移動の無駄を省くメリットも感じていただけるのではないでしょうか?

「夫婦二人共忙しいから、すれ違いでも仕方ない」とあきらめずに、時間の使い方を工夫した「サッカー型家事」で、ぜひ夫婦で一緒に過ごす時間を作ってくださいね。

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