機種変時のアカウント引き継ぎのための設定が新たに追加

機種変の際には、アドレス帳などのスマホ設定を引っ越さなければなりませんが、その際に気をつけておきたいのがLINEの設定です。これまでLINEはメールアドレスとパスワードを利用した「LINEアカウント」と、4桁の数字「PINコード」を設定しておけば、機種変時に新しい機種へLINEアカウントの引き継げましたが、新たに設定しなければならない項目が変更されました。それが「引き継ぎの許可」です。

何かと話題になったトーク流出のせいというわけでもないでしょうが、アカウント引き継ぎ時のセキュリティをさらに高める目的で、この引き継ぎの許可という設定が追加されたのでしょう。セキュリティが高まるのはユーザーとしてはありがたいことなのですが、そのような設定があるということを知らずに端末を変えてしまうと、最悪の場合LINEのアカウントが引き継げず、新規で作り直さなければいけないという事態となってしまいます。正しい知識を知っておきましょう。

こんな時に必要な引き継ぎの許可

この設定が必要になるのは以下の二つの条件です。
  • 電話番号を変える機種変更の場合
  • Facebookアカウントで登録して機種を変える場合
ということで、番号はそのままで機種を変更する場合は、この引き継ぎの許可は必要ありません。MNPなどで電話番号を変えずにキャリアと機種を変更する場合も設定は不要です。

なお、この設定が追加されたため、従来の「PIN」コードは不要となりました。あまり使う機会のないPINコードの番号は忘れてしまいがちだったので、これはありがたい変更です。

引き継ぎの許可の設定方法

上記二つの条件で機種変更する際には、次の項目を事前に古い機種から設定しておきましょう。この設定が有効になるのは設定してから24時間となっています。24時間以内に新しい機種でアカウントを引き継がない場合は、この操作は無効となります。
  • 「・・・」→「設定」→「アカウント引き継ぎ設定」をタップ
  • 「アカウントを引き継ぐ」を「オン」に設定
アカウントを引き継ぐをオンに設定してから24時間以内に新しい機種に引き継ぐ

アカウントを引き継ぐをオンに設定してから24時間以内に新しい機種に引き継ぐ


これで機種変更の準備が完了です。あとは新しい機種にLINEのアプリをインストールし、初期画面から自分のLINEアカウントで「ログイン」すれば、アカウントを引き継いで新しい端末でLINEを楽しむことができます。

万一「引き継ぎの許可」を設定せずにいると、とんでもないことに

この設定をしないまま上記の該当する条件で新しい機種でLINEを始めようとしても、これまでのアカウント情報を引き継ぐことができなくなります。古い機種がまだ手元にあれば、そちらのLINEから設定すれば話はすみますが、最悪なのは古い機種を手放した後にこの設定がされていないという状況です。そうなると引き継ぎの許可が設定できずに、新しい機種でアカウントが利用できなくなってしまいます。そのため、番号変更をした時やFacebookアカウントで登録している場合は、必ず古い機種を手放す前に、引き継ぎの許可の設定を済ませておいてください。

かくいう筆者も古い端末を手放してからこの設定に気づき、アカウントを一つ無くしてしまいました。新しいスマホに変更する機会の多い入学シーズンだからこそ、アカウント引き継ぎの方法を覚えておきましょう。

■関連記事
機種変更などでLINEのトーク履歴を引き継ぐ方法



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。