世界最大級！ナショナル ギャラリー シンガポール体験

世界最大級の美術館
ナショナル ギャラリー シンガポールがオープン

2015年11月にオープンを果たした「ナショナル ギャラリー シンガポール」は、世界最大級といわれる美術館です。シンガポール独立50周年の華やかなイベントやニューオープンラッシュを締めくくるかのように登場したこの美術館には、総面積約6万4千平方メートルという広大な敷地内に、東南アジアのモダンアートを中心とした絵画や彫刻、映像など8千点以上ものコレクションが収蔵されています。シンガポールの新たなランドマークになりそうな、この巨大美術館に早速潜入してみました。

ナショナル ギャラリー シンガポール内に潜入！
とにかく巨大な建物も必見です

最寄りの駅はMRTシティホール。ここからは徒歩で約5分ほどで到着します。美術館までの道にはアーケードがありましたので、目印にするとわかりやすいかもしれません。美術館に到着すると、エントランスを入るまでもなく、まずその外観でとにかく巨大なことに驚きます。この美術館では、シティホールと呼ばれる、1965年に初代首相のリー クアンユーが独立宣言を行った場所や、最高裁判所として実際に使用していた建物をそのまま再利用しています。 コリント様式の円柱やドーム型の天井などクラシカルな部分を残しつつ、最新のデザインや技術が駆使された建物自体も見どころ。それぞれのかつてのままの姿も一部保存されていて、こちらも見学が可能です。また、シティホールと裁判所の2つの建物は橋でつながれていて行き来ができます、橋から眺める巨大建造物の内部の姿も壮大で必見です。 チケットを購入したらいよいよ見学スタートなのですが、とにかく広いこの美術館。駆け足で巡っても4～5時間ほどかかるともいわれているので、全部を1日で観て回るのは時間に制限のある観光客には至難の業。そこで、ガイドが個人的にピックアップするならば、まずは「DBSシンガポールギャラリー」へ。ここにはシンガポールのローカルアーティストの作品が約400点ほど展示されています。なかでも特にシンガポーリアンに知られているのは、ジョージェット チェンというアーティストだそうです。

もう少し東南アジアのアーティスト作品が見たいという方は「UOB東南アジアギャラリー」へ。ここには諸外国から貸し出されている貴重な作品も含め、約400点もの東南アジアを代表するアーティストの作品が展示されています。その他、展示フロアは多数ありますので、チケット購入時に館内パンフレットをもらって確認することをおすすめします。

ショッピングからグルメ、絶景鑑賞まで
アート以外も楽しめる最新スポット

建物鑑賞や作品鑑賞以外にぜひ見学してほしいのが、屋上庭園。シンガポールらしい景色が一望できる絶景スポットで、マリーナ ベイ サンズなどのランドマークを眺められる場所もあります。またここには「オーラ スカイラウンジ」があるので、テラス席でお茶をしながら絶景を眺めるのも気持ちがいい。その他、館内には注目のレストランやカフェなども入っていますので、最旬グルメも堪能できますよ。

もうひとつ、ガイドのおすすめは1階にあるミュージアムショップ「ギャラリー＆コー」。こちらにはミュージアム限定のアイテムはもちろん、おしゃれなウエアや小物などのプロダクツから子供服、シンガポールをテーマとした、アートギャラリーらしいアイテムなどが多数揃っていて、他の人と差がつくおみやげ探しにもおすすめです。 ＜DATA＞
■NATIONAL GALLERY SINGAPORE
住所：1St. Andrew's Road
電話：6271-7000(＋65)
開館時間：10:00～19:00(金、土、祝前日は～22:00)
休み：なし
料金：大人20シンガポールドル
HP：https://www.nationalgallery.sg/