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パラスファエリクティス・オケラートゥス

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長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

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パラスファエリクティス・オケラートゥス

パラスファエリクティス・オケラートゥス

学 名:Parasphaerichthys ocellatus(Prashad & Mukerji,1929)
通称名:ビルマチョコグラ
英 名:Eyespot gourami
分 布:ミャンマー(インドージー湖周辺)
サイズ:4cm TL
Temp
 :24-26℃
pH  
:6.0-8.0


チョコグラに近縁なパラスファエリクティス属の一種で、近年ミャンマーからの商業的な熱帯魚輸出にともない、少ないながらも比較的目にする機会も増えた。小種名=ocellatusは“眼状班のある”という意味で、体側のブラックスポットが特徴的。逆に言えば、それ以外、目だつ特徴は特に無い。

パラスファエリクティス属には2種が記載されており、もう一種のlineatusには“線のある”という意味がある。両種ともグラミーの中では最も小型の部類で、しかもコレといった特徴的な色彩ももたないため、一部のマニアの為の魚といった感が強い。

性格は温和なので、混泳の際には注意を払いたい。できれば、本種だけを20~30L程度の水槽で複数匹飼育したい。

ミャンマーに生息することから、中性~弱アルカリ性の水質を好むと思われるが、水質への適応は高い。慣らせば顆粒上の人工飼料にも餌付くが、冷凍・生ブライン・赤虫などを与えたい。繁殖は、泡巣を作るタイプだそうだ。

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