熱帯魚/熱帯魚オンライン図鑑

レッドラムズホーン(2ページ目)

熱帯魚オンライン図鑑>エビ・貝の仲間

長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

熱帯魚ガイド

TOP > エビ・貝の仲間 > レッドラムズホーン

レッドラムズホーン
 

レッドラムズホーン

学 名:Indoplanorbis exustus var.
通称名
英 名:Red Ramshorn snail
分 布:改良種
サイズ:2cm
Temp :28-15℃
pH  :中性~弱アルカリ性


インドヒラマキガイのアルビノタイプで、朱色に染まる貝殻が美しく、近年人気が高い。古くから卵胎生メダカなどの水槽で飼育されることが多く、残餌の処理、また水質悪化時に水面直下に集まることから、水質変化のバロメーターとして重宝されていた。

雌雄同体で2匹以上いれば、必ず繁殖行動を行う。これは、貝類には比較的多く見られる性質である。拠って繁殖そのものは容易で、出来れば単独で中性から弱アルカリの水質を維持し、人工飼料などを与えれば容易に増える。

とは言え、水槽内で爆殖するモノアラガイなどほど繁殖能力は高くなく、一定以上の条件を整えない限り、混泳水槽で増殖することはない。一般的な熱帯魚水槽では弱酸性以下のことが多く、そういった環境では貝殻の発育が阻害されることも多い。

元来、東南アジア原産の種だが、アクアリウムから逸出したと思われるものが、日本の水域にも帰化している。

一般的に思われるほど藻類は食べてくれず、藻類の除去能力は気休め程度でしかない。ベアタンクでの残餌処理。また単純に鑑賞目的で飼育すると良いだろう。たまにノーマル種の黒~茶のタイプもみかける。

【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でペット用品を見るAmazon で熱帯魚用のペットグッズを見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます