スペインバルシーンを牽引する恵比寿の人気店が新オープン!スペインの空気をトコトン味わえる「バル・ペピート」。

恵比寿駅から徒歩3分。多くの人たちに愛され惜しまれながら、20年の歴史に幕を下ろした老舗スペインバル「ティオ・ダンジョウ」。ティオ・ダンジョウは店主檀上氏とともに調布へ移転。電車で30分ちょっとの距離とは言え、店の前を通るたび寂しさを感じていたファンも多かったことでしょう。

以前と変わらぬ雰囲気に、早くも期待が高まる店構え

以前と変わらぬ雰囲気に、早くも期待が高まる店構え

この店に今、明かりが灯っているのはご存じでしょうか?2015年3月、店の造りはそのままに、「バル・ペピート」として新たなスペインバルがオープンしました。

本場スペインの空気感を感じられる立ち飲みスタイル

本場スペインの空気感を感じられる立ち飲みスタイル

こじんまりとした店内は、カウンターメインの立ち飲みスタイル。お隣さんとの距離がググッと近くなり、自然と打ち解けられるちょっとした憩いの場の雰囲気。ひとりでふらりと立ち寄り、ふらりと帰れる気軽さ。大きな手書きの黒板、美味しそうな料理がずらりと並べられたカウンター前のショーケース、レンガ造りの壁、気さくなスタッフ、本場スペインのバルに限りなく近い空気感にほっこりさせられます。

店の象徴的な存在「カエル」が可愛らしく華を添える

店の象徴的な存在「カエル」が可愛らしく華を添える

お店の名刺をよく見ると、店名の横に小さく「Cantarranas(カンタラナス)」の文字が。スペイン語で、「Cantar(歌う)」「Rana(カエル)」。ゲコゲコと楽しい歌声が響き渡るように、ワイワイ賑やかなバルにしたいという想いが込められているそうです。店内のあちらこちらで華を添えているカエルグッズは、全て常連さんたちからのプレゼントとか。この店が、いかに愛されているかを感じられます。

とっても気さくな店主、太田聡さん

とっても気さくな店主、太田聡さん

ティオ・ダンジョウで10年前から壇上氏と共に腕を振るっていた、店主太田聡さん。PEPE(ペペ)さんの愛称で、常連さんたちから愛されるシェフ。キッチンで慌ただしく調理しながら、ちょっとした問いかけにも気さくに対応してくれます。メニューにはスペイン料理ならではの言葉も並んでいますが、お料理の説明はもちろん、合わせるお酒の相談にも楽しそうに答えてくれます。

トラディショナルであることの品格、さすが!と唸らせる本場の味に舌づつみ

メニュー黒板にずらりと書かれたタパス(小皿料理)は約30種類。日本人向けのアレンジはせず、あくまで本場スペインの味を再現した本格派の味を堪能できます。

下仁田葱のローストundefinedロメスコソース

下仁田葱のロースト ロメスコソース

直火で真っ黒に焼いたネギに、夏野菜とアーモンドのソースをつけるカタルーニャ地方の郷土料理”カルソッツ”を再現させた「下仁田葱のロースト ロメスコソース(600円)」。ネギの王様”下仁田葱”は口の中でとろりと溶け、驚くほど甘くトロットロの口当たり。残ったソースも絶品なので残してしまったらもったいない!パンにつけていただけば、白ワインがスイスイ進んでしまいます。

アンダルシア風ニンジンのマリネ

アンダルシア風ニンジンのマリネ

「アンダルシア風ニンジンのマリネ(600円)」は、常連さんたちから定番メニューにして欲しいというリクエストが一番多いメニューとか。ニンジンでしょ?とあなどるなかれ!柔らかく火を通されたニンジンの甘みに、ビネガーの柔らかな酸味、ニンニクの香り・辛味のハーモニーが素晴らしい1皿。これ本当にニンジン?と、ひと口ごとに確認したくなります。これは間違いなくお酒がススム!現地からのお客様の要望に合わせ、PEPEさんが少しずつ改良していった味だそうです。

塩ダラのコロッケ(写真手前)、イベリコ豚のチョリソー(写真奥)

塩ダラのコロッケ(写真手前)、イベリコ豚のチョリソー(写真奥)

あつあつのコロッケ「塩ダラのコロッケ(写真手前・600円)」のベースは、ジャガイモではなくクリーミーなベシャメルソース。なめらかさの中に溶け込む干し鱈の食感と旨み、絶妙な塩加減。ビール、白ワイン、赤ワイン、シェリー、どのお酒にも合わせられそうな1品です。

生ハムに並ぶスペインバルの定番「イベリコ豚のチョリソー(写真奥・600円)」、他店との違いはその大きさと圧倒的な厚み。高級食材を惜しげもなく、このくらい厚切りにしないと美味しさがわからないでしょ?とでも言うかのようなインパクトにビックリさせられます。

看板メニュー、自家製バスク風ソーセージと自家製パン

看板メニュー、自家製バスク風ソーセージと自家製パン

どの料理もオススメなのは承知の上で、「親しい人に1つだけオススメしてくださいって言われたら、どのメニューを選びますか?」という失礼な質問に、シェフが笑顔で答えてくれたのが「自家製バスク風ソーセージ チストラ(800円)」。チストラとは細長いソーセージのこと。スペインとフランスにまたがり、美食の街と言われるバスク地方サンセバスチャンの伝統料理。パリっとした皮と熟成された旨み、噛むほどに広がる上品な味わいと風味が、何とも言えない美食の世界へ誘います。

添えられたパンも自家製で、ずっしりしっとり。気泡の入るフランスパンと比べ、オイルをたっぷりしっかり吸いこんでくれるタイプ。チストラの旨みが染み込んだオイルをこのパンでぬぐい、たっぷりしみしみにして食べたらそれはもう!極上の美味しさに思わず顔もゆるんでしまいます。

この1皿をいただく為だけに、また来たいと思わせる料理との出会い。常連さんたちのゲコゲコという賑やかな笑い声の中で、スペインへ旅している心地よい錯覚に浸ってみるのも、素敵な夜の過ごし方かもしれません。

SHOP DATA

バル・ペピート
住所:東京都渋谷区恵比寿1丁目12-5・1F
TEL:03-6277-4114
営業時間:月~金17:00~24:00(L.O. 23:00)、土14:00~24:00(L.O. 23:00)
定休日:日曜・祝日
地図:Yahoo!地図情報
最寄駅:JR山手線「恵比寿」駅より徒歩3分
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。