パートナーによって人生の歯車が狂う瞬間……それが浮気
妊娠中の浮気は、サイテーのバカ男がすること!
そんな中、最近もっとも憤りを感じた報道といえば、衆議院議員・宮崎謙介氏の不倫密会騒動です。
<不倫密会騒動の経過>
▽15年12月 宮崎氏が妻金子恵美議員出産に合わせ育児休暇取得を検討と表明
▽15年23日 都内で開かれた宮崎、金子両氏の結婚披露宴に安倍首相らが出席
▽16年1月4日 宮崎氏が通常国会開会式に和姿で登院。着付けを担当した女性タレントと出会う。その後の新年会に金子議員も参加
▽16年1月30-31日 妻の入院中、宮崎氏が選挙区のある京都市の自宅マンションに女性タレントを宿泊させる
▽2月5日 金子氏が男児を出産
▽同9日 週刊文春が宮崎氏と女性タレントとの「不倫密会」を報じることが判明。宮崎氏は衆院本会議に出席も、無言で逃走
▽同10日 宮崎氏が所属する自民党二階派の幹部と面会し、二階俊博総務会長に謝罪。安倍首相は「政治家は自らの行動を律していく必要がある」と騒動に言及
▽同12日 宮崎氏が記者会見で事実関係を認めて謝罪。議員辞職を表明
出典:日刊スポーツ
日本男性がもっと育児に参加して欲しいと願う一人として、「国会議員もイクメンに!」という姿勢には賛同していました。しかし、公人である彼の無責任な発言で、「育児休暇」のイメージまでも後退させてしまったことには強い憤りを感じます。政治家としてはもちろんですが、一人の男性、夫、父親として最低な行為だと私は思います。それが一夜だけの遊びだとしても、です。
今回のように浮気が発覚した男性が社会的な制裁を受けることは自業自得ですが、いちばんの被害者は間違いなく奥様でしょう。
20代から仕事を頑張ってきて、30代半ばで結婚・出産をするという、女性にとって幸せの絶頂から、まさに一瞬ですべてを裏切られたわけです。もし彼女が誠実なパートナーと結婚していたならば……と思うと、本当にパートナーによって人生の歯車が狂わされることを垣間見た気がします。
……とはいえ、このコラムで個人的かつ感情的な批判を述べていても仕方ないので、今回は、「妻が妊娠中に浮気するような男性の見抜き方」を男性の視点からアドバイスさせていただこうと思います。
なぜ、そんな最低な行動が取れるのか?
性的欲求にフラつく気持ちは分かるけれど、妻の気持ちを思えば、理性で抑制できるはず。
まず、男性は性的欲求と愛情にズレがあることが要因として考えられます。つまり、妻を愛していても性欲に流されそうになることはある生き物だからです。そういう意味では、キレイごとではなく男性の誰もがそんな間違いを犯す可能性はまったくゼロとは言えません。
……ですが、家族を持ったときに男として強く意識するのが「理性と責任感」です。それは妻への想いの表れであり、結婚相手との約束ごとです。宮崎氏にだって、これがまったくなかったわけではないと思います。今回のスキャンダルの流れを見ていると、「不倫恋愛」というより「単なる浮気」、つまり性欲による気の迷いのような行動だと感じたからです。
ただ勘違いして欲しくないのは、ほとんどの男性は、上記の「理性と責任感」で浮気心を「自制」できます。会見で記者に追求されていたように、「新婚1年以内に複数の女性と関係を持った」ということが本当ならば、やはり責任感が欠如し、理性による自制が利かない一種の病気とも言えます。妻が出産間際にも関わらず、後先を考えずに浮気するようなバカは少数だと信じたいですし、欲望に負けたおろかな行動だということを分かっていただけたでしょうか。
では、そんな当たり前な理性と責任感が欠如している男性とは一体どんな人なのでしょうか? それを少しでも知ることで、あなたを不幸にするようなパートナーを選ぶリスクを回避できるかも知れません。
理性と責任感が欠如している男性の特徴と見抜き方
男性として、夫として、父として当たり前の理性を保てずに、責任感を放棄できる男性はどんなタイプなのでしょうか?結婚する前であっても、実際に付き合い始めれば、その兆候はきっと何かしらは出てくるものです。
まず、身勝手で自己中心的な考え方を持っています。
例えば、とても自意識が高く、ナルシストであり、上の人に媚を売って下には横柄な態度に取る、いつも上から目線、自分の思い通りにいかないと怒りだすなどが特徴としてあげられます。
最初はマメで優しくて情熱的に口説いてくるかも知れません。そして、いざ付き合い始めて、少しでもそのようなサインや兆候が見えるようになってきたら注意が必要です。
自分の言動、行動に信念がないため突発的で計画性がなかったり、人前ではいい人ぶって最もらしいことを言いますが、自分の素を隠す必要がない人には雑な言動や責任を伴わない傾向になるでしょう。決して言葉遣いが荒いわけでなくとも、オレ様気質が目立ち、あなたを振り回し始めたら、相手を甘やかさずに別れることも視野に入れる時期かも知れません。
「あれ、変だな」という直感を信じて、本人にぶつける
相手の「異変」は放置せず、自分の直感から目をそらさないで。
大好きな相手と恋愛の渦中にいれば、自分がモヤッとしても、つい心の中で相手を庇ってしまったり、その彼に対して厳しい意見を言う人を遠ざけようとしてしまう心情に陥りがちです。
しかし、異変を感じたら、早めに自分の信頼できる友達や親などにも相談してみるのがポイントです。シンプルながら実はこれがいちばん適切な意見を伝えてくれて、自分も冷静にさせてもらえるはずです。
次に、付き合っている相手に感じた「異変」について、本人に聞いてみましょう。好きな人に対して意見や苦言を発することは勇気がいることでしょうが、それを伝えた時こそ相手の本性が判るものです。
その話し合いの中で、話をすり替えたり、あなたが悪いようなことを言って逆ギレするような男性であれば、とても自分本位であることがわかります。逆に言えば、彼があなたとこれからの人生を一生添い遂げようと真剣に考えているのならば、いきなり怒りだすような理不尽なことはしないでしょう。
本当のパートナーにふさわしい彼の場合は、なぜあなたがそう感じたのかを知り、誤解をさせたことや不安にさせたことを真摯に向き合ってフォローしてくれるはず。だから、それが原因で別れることはなく、むしろ二人の信頼関係が増すきっかけになるので、決して恐れる必要はありません。
結婚・出産後に最悪な結果を招かないためにも、直感的な不信感を見ないふりをせず、むしろ真正面で向きあうことで相手の対応や本質を知ることこそが大きなリスクを回避するいちばんの方法と言えるのです。
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