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相手の奥さんに不倫がばれた! 女性(愛人側)がとるべき3つの行動

相手の奥さんに不倫がばれた時、不倫相手の女性(愛人側)は、どう行動すべきでしょう? 「相手の奥さんにバレた……」「奥さんのいる人を好きになってしまった」「付き合った後で、妻子持ちだと知った」など、夫婦問題にも大きくかかわる「不倫」について察します。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

相手の奥さんに不倫がばれたらどうすべき?

夫の浮気で悩む「妻」からの相談に加え、不倫問題で悩む「独身女性」からの相談も増えています!

夫の浮気で悩む「妻」からの相談に加え、不倫問題で悩む「独身女性」からの相談も増えています!

夫婦問題の相談(岡野あつこの離婚相談救急隊)に訪れる女性のお悩みの中でも定番なのは、やはり「夫の浮気」について。夫の浮気がきっかけで夫婦関係にヒビが入ってしまい、最悪の場合、離婚問題にまで発展するケースは少なくありません。

ところが、最近では「妻」ではなく「愛人側」の女性からの相談も増えています。「奥さんのいる人を好きになってしまった」「付き合った後で、妻子持ちだと知った」というように、妻帯者の男性と交際を始めたことによって不倫に悩んだり、不倫がバレて自分だけでは収拾がつかなくなってしまったりした状態の独身女性からの相談です。

そこで今回は、不倫に走る男性の初期行動を知るとともに、不倫に悩んでいる、あるいは不倫がバレたせいでドロドロの状態にある女性たちへの3つのアドバイスについてお話ししましょう。
 
<目次>
 

不倫のニオイをまき散らせている男性の「4つの行動」とは?

不倫を目論む男性は、独身男性にはなかなかできないようなアプローチで女性に近づいてきます

不倫を目論む男性は、独身男性にはなかなかできないようなアプローチで女性に近づいてきたりします

「出会う順番が違っていれば、私と結婚していたはず」「今の奥さんよりも、私のことを愛してくれていると信じています」「はじめは、彼のほうからの熱心なアプローチでした」……不倫の恋に悩み、相手の男性との将来を真剣に考えて周りが見えなくなっている独身女性たちは決まって、そんなふうに言います。

たしかに、多くの男性は、自分が手に入れたいと思うターゲットの女性には、次のような4つの行動をとって女性を「その気」にさせます。

【不倫のきっかけとなる男性の4つの行動】
1. 優しさを見せる……寛容な態度を見せたり、思いやりがあるような行動をとったりする。女性たちは、「この人って、本当は優しい人なんだ」「こんなに優しくしてもらったのって、初めてかも」と思う。

2. 誠実な言葉を並べる……「毎日のようにメールで『好きだ』と伝えてくる」「『いつかは一緒になろう』と言われた」など、一見、誠実そうな言葉を並べて、女性の心を開こうとする努力を惜しまない。

3. 情熱的な態度……「『世界でいちばん愛している』と言われた」「誕生日のサプライズのお祝いは涙が出るほどうれしかった」などと、オーバーなくらい情熱的な態度で女性の心をつかもうとする。

4. 夫婦関係は破綻している……「妻とはうまくいっていない」「もうすぐ離婚できる」などもう夫婦関係が終わったかのように言ってくる。

……というように、今どきの一般的な独身男性にはなかなかできないようなアプローチで女性に近づき、不倫の関係は少しずつ深まっていき、その結果、後戻りができないほど深みにはまってしまうことも多いのです。
 

不倫がバレた! さて、そのとき女性はどうするべき?

不倫関係がバレたら、女性側はどんな行動をとるのが適切なのでしょうか

不倫関係がバレたら、女性側はどんな行動をとるのが適切なのでしょうか

きっかけはどうあれ、不倫は不倫。始めのうちは、二人だけで楽しく「恋愛ごっこ」をやっているつもりでも、時間がたつにつれ、いろいろなところで小さな問題が露呈しはじめるようになります。

職場で知り合った男女なら、恋愛に夢中になるあまりどちらかの仕事に支障が出たり、休日に会えないことで不満が爆発して喧嘩が絶えなくなったり、と数え上げればきりがないほど。いずれにしても、楽しいだけの不倫の時間は、そう長くは続かないものです。

ついには、周りに二人の関係がバレてしまい、不倫が明るみに出てしまうこともあるでしょう。騒動が大きくなれば、相手の奥さんや仕事先はもちろん、独身女性の親兄弟にも知れ渡ることにもつながります。

そうしたドロドロな状況を迎えたとき、それまで不倫をしていた独身女性は、どんなふうな行動をとるのが得策といえるのでしょうか?
 

「不倫がバレた」は、男性が家庭に戻るきっかけにもなるもの

不倫騒動を起こしてしまった後は、反省とフォローが大切。くれぐれも「言い訳」はしないこと!

不倫騒動を起こしてしまった後は、反省とフォローが大切。くれぐれも「言い訳」はしないこと!

不倫関係を続けたことがなんらかのきっかけで周りにバレた場合、そのことによってどういう結末を迎えるかはケースバイケースです。

ですが、人生のターニングポイントになることはたしか。なぜなら、そこをどう乗りきるかで、相手の家庭の幸せと自分の幸せが決まってくるからです。

不倫がバレたあと、そのことを後悔した男性が家庭に戻ることになるのか、反対に浮気相手と生きていくことを選ぶのか、どちらも可能性はあります。ただ、結果は最後までわからないことが多く、すぐの結果に関係なく、不倫相手である独身女性は次の3つのことを考えて行動をすることをおすすめします。

【不倫がバレた場合に、独身女性がとるべき3つの行動】
1. 不倫に対する言い訳はしない
不倫がバレると、周りの反応がそれまでとは変わります。不倫を怒って反対する人、二人のことをあれこれ詮索する人、同情する人、距離を置く人など、それぞれでしょう。周りの反応はさまざまだとしても、不倫をした当事者はそのことに対する反論は控えたほうが賢明というもの。

たとえ、「相手のせいでこんなことになった」「私は始めからノリ気ではなかった」というように相手の責任にしたい気持ちがあっても、実際に不倫は二人でしたこと。言い訳をすると、相手からの自分への信頼は薄れることになり、相手妻からの容赦もなくなります。

2.「本音を知る機会」だと考える
まず、不倫が明るみになると、相手の人間性が見えてきます。それにより、自分の選択が本当に後悔しないかどうかを考えるきっかけになります。すべてが明らかになったとき、自分と別れて夫婦関係の修復に走ろうとするのか、家庭を壊して自分と一緒になることを選ぶのか、世間体を大切にして不倫騒動の“火消し”に走るのか――どのような道を選ぶかで相手の人間性がわかります。

と同時に、「そこまでして恋愛を貫く意味はあるのだろうか?」「彼と付き合っていて本当に幸せになれるのか?」という自分の心の本音に耳を傾ける機会にもなります。男性、男性の家族、そして何より自分自身の立場に立って、「自分の幸せ」というものをよく考えてみましょう。

3. 自分の心のケアをする
騒動が大きくなると、自分たち二人の問題に加えて周囲からのプレッシャー、罪悪感や不安感もあるので、心は荒れます。ただでさえ、不倫中は独身の男女とは異なり、心が満たされるお付き合いではないため、精神的に不安定になりがちです。

だからこそ、不倫騒動を起こしたことに十分に反省をした後は、自分の心をケアする時間を持つことが大切。不倫騒動を起こした結果、自分が納得のできる形で終わらなかったとしても、「これでよかった」と思えるように、気持ちを立て直しましょう。

離婚はもちろん、浮気や不倫は、しないにこしたことはありません。ですが、万が一、何かのきっかけで不倫という選択をしてしまうこともあるかもしれません。そんなときでも、自分の人生は長く続いていくのですから、ベストを尽くして幸せに向かっていく行動をしたいものですね。



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